2008年08月16日

サッカー界に正気が帰ってきた(ほんの少し)

川渕氏の前半の功績は素晴らしいものだった。
そして、後半の正気の失い方は、ヒデヨシもかくありなん(いや、さすがに言いすぎだが)というものであった。

しかし、それは川渕さんという異常なまでの成功者のご乱行だと思ってあきらていました。

では、今は正気か?

犬飼さんは、「秋冬等という暴論(日本の1/3にあたる道県にJリーグの道を実質的に閉ざす暴論)」を掲げる一方で、日本協会が一番やら無くてはならない「普及」については何も語らない。
川渕さんは少なくとも「普及」が一番大事だと考えていた節があります。それが彼の偉いところ。

五輪チームは、
監督は「戦い方に悔いは残っていない」、「自分たちの力を全部出して、ひとつになって戦ったが、勝てなかった。選手には、メダルに値するパフォーマンスだったと言ってあげたい。」と発言。
某選手(PKを取られた選手です)は「サッカーに勝っても、試合には負けている。それは米国戦も一緒。」と仰る。

もう、日本のサッカー界は正気ではいられないのかと思いましたが・・・。

ワールドカップ最終戦、第一戦の試合開始時間が決まりました。

対バーレーン代表(マナマ市ナショナルスタジアム)
2008年9月6日(土) 21:30(現地時間)キックオフ予定 
 *日本時間:9月7日(日) 3:30
 ※現地時間18:30 開門予定

やっと、まともな試合時間に!
もちろん、時差は厳しいでしょうが、やっと正気な時間に試合が行われます。

もちろん、見る方は大変ですが、選手の体を考えれば、そんなことは気にする事じゃない!

 

ちなみに、女子サッカーは「正気とか、正気ではない」とかいう低レベルな話ではないので、ここではふれません。

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2008年08月13日

コーチと個人戦術

お盆なので、思い出話を。

私達が高校生の時、ウチのチームには素晴らしいコーチがいました。
柏木さんというコーチで、見た目は今の私に負けないくらい丸々としてました。しかも、本業はガソリンスタンドのオーナーなので、本当に「仕事の合間を見て」コーチにくるので、週に1回も会えれば良い方でした。 しかし、このコーチ、高校時代に全国高校サッカー選手権大会で3位(当時のチームメイトには、現レッズ監督の藤口 光紀氏がいた)に輝いた人でもありました。(まあ、そうは見えないくらい丸々としていましたが)

このコーチが教えてくれたのは、徹底的に「個人戦術」。
毎日毎日、コーチが教えてくれるのは、「トラップ」と「インサイドキック」だけ。

インサイドキックで言えば、コーチ曰く「インサイドキックが出来れば他のキックは要らないくらい重要」で「30mくらいの距離はインサイドキックでシッカリ出すべき」だそうです。
この時代では正直、異説なのですが、実際に現代サッカーでは、この説はもう当たり前です。

トラップで言えば、このコーチの教えでは、「トラップはボールを待っては駄目、必ず一歩でもボールに寄ってトラップすること」を教えられます。
何故か?
それはボールに寄ってトラップする方が難しく、しかし相手の選手が居る以上、ボールに寄ってトラップせざるを得ないから。だったら実践的なトラップをする方がよい。しかも、ボールによると当然相手も寄ってくる。(当たり前ですが、もし相手が寄ってこなかったら、トラップした相手を自由にしてしまうからです)
そうすると、ボールに寄りながら「引きトラップ」(ボールに寄りながら、トラップの際にボールを引きながらトラップすることで反転し、相手を置き去りにするフェイント型のトラップ)をすることもできます。

つまり、普通にトラップすると次の動き出しがワンテンポ遅れてしまう。それに対してボールに寄ることで、そのまま相手を振り切って前にトラップしたり、相手が着いてきたら引きトラップで反転して抜けたり、とプレーの幅が非常に広がるのです。

それでは、なぜ皆がそういうトラップをしないのか?
それは、ボールに寄りながらのトラップが(止まってトラップするのに比べ)格段に難しいからです。なぜならボールのスピード+自分のスピードなので、トラップの難易度が急激にあがるからです。しかし、このコーチのすごいところは、それが「技術」と結びついていること。
コーチが教えてくれたのは「ケンケントラップ」。トラップするときに「ケンケン」(片足で2ステップする)するのです。そうすると、トラップする足(ケンケンの時に地面に着かない足)に力が抜けて、シッカリとトラップできます。しかも引きトラップもすごくやりやすい。

インサイドキックにしても「30m」蹴るには、重要なのはけり足ではなく「立ち足の膝のおくり方」にあることなど教えてくれました。ではコーチが30mのインサイドキックにこだわったのは、「受け手が次のプレーに移行しやすいのはインサイドキックで蹴られた素直なボール」だからです。
ウチのチームは逆襲速攻をベースにしたチームでした。そういうチームはインサイドキックやインフロントキックで大きく展開するのですが、そのボールは浮き球のためトラップで流れが止まる。だからインサイドキックでワントラップがそのまま次のプレーに流れるようにプレーさせているのです。

ちなみに、僕は当時から左サイドバックでしたが、「トラップは右足で」と教えられました。
左サイドバックは主に自分の右側からボールが来る。つまり、体が右側に開いてプレーをします。そのときに右足でトラップすると、その足が次の一歩目にストレートにつながります。左足でトラップすると一歩目が止まってしまうのです。ここでも、「技術が次のプレーにつながって」いるのです。

いや、正確に言えば「次のプレー=戦術」のイメージがあり、それを達成するために「技術」があります。しかも、その技術に「具体的な解決方法=ケンケントラップや立ち足のおくり方」という解決方法が提示されます。つまり「技術は個人戦術まで昇華されなくてはならない」のです。

もちろん、「相手のどちらの足でトラップさせるかを意識してパスを出す」ことは、もう当たり前に教えられました。コーチ曰く、「パスを受ける選手に、次にどういうプレーをさせるか、をイメージしてパスを出す」ということが必要なのです。

こう書いてくると、私の今までの記事で言いたいことが分かると思います。
日本の選手のトラップは「トラップとして独立して」います。これを「技術」と言います。
しかし、トラップを「次のプレーへの流れ」で考えれば、これは「個人戦術」です。

まさに全ての技術が「個人戦術」のレベルに高められていた選手が中田英寿でした。
逆に技術が技術のままだった(過去の話ですよ)典型が、かつての中村俊輔だったのです。
デルピエロ(体が小さいので日本のFWの見本になります)がすごいのは、ワントラップ目が「自分の得意なキックの位置への移動課程」になっているからです。
私は「中盤のトラップとFWのトラップは違う」と書きましたが、これはそういうことです。自分の一番良い形にもっていく技術が日本選手に不足しているのです。

もし、この記事を読んでいるお父さんコーチがいたら、ぜひこの「次をイメージした技術」を子供達に教えてあげてください。

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2008年08月11日

オリンピック 対ナイジェリア戦の追記

改めて再放送を見返した感想を。

 

1.日本選手のFW陣は「ワントラップ目の置き所」が悪いのです。

典型的なのは失点直後のチャンスにおける谷口のトラップ。
テレビ中継を見ていた人は、「谷口打て!」と叫んだと思いますが、実は完全に足下に入れている。本田にもその癖があります。本田のシュートは足下に入りすぎて、鋭いけれどキーパーから見やすいシュートになっています。(体から離すと、打つコースがわかりにくくなる)

逆にナイジェリアの2点目は、ワントラップ目を少し体から離すことで、次のプレーには体重を踏み込んでいます。
アナウンサーは(まあ、彼はサッカーを知らないので)、「トラップが流れましたが」と行っていましたが、流れたのではなく、「トラップを流してボディーシェイプを整えている」のです。
このプレーが上手いのが、田中達也だったり、大久保だったりします。

日本の選手は「中盤のトラップ」と「オフェンスのトラップ」の切り替えが出来ていないように思えます。オフェンスのワントラップ目の目標は、きちんと止めることではなく、できればワントラップ目を相手のDFの裏側に止めることなのです。(この天才がロマーリオ)
あと、何かの試合で、胸トラップをわざと大きく弾ませ、相手選手の裏側に入ったFWがいたなあ。
日本選手のトラップって、巧い下手の前に「一種類しかない」ことの方が問題だと思うなあ。

日本選手のトラップについての考察はこちらをご覧ください。

 

2.守備に関しては「ドリブルに対する対応が悪い」の一言に尽きます。

典型的なのは、80分に中盤の真ん中で本田拓也が相手の全くスピードのないドリブルに、入れ替わられたシーン。守備的な中盤としては、もう目も当てられないようなミス。
日本の守備は本当に腰高なんです。プレッシングを信条にする以上、密集からボールを持ち出させてはいけない。なのに日本選手の場合、相手の一人の選手を、2人から3人でボールを囲みにいっているのに、簡単にこの一人に持ち出されることがあります。
これは偶然ではなく、(たまたま高校時代のチームメートが得意なプレーだったので覚えていますが)こういう狙いのプレーがあるのです。まず腰高の選手の足にわざとボールをぶつける(腰高の選手は、ボールが当たると動きが止まる)。そして、その跳ね返りのボールを自分で引っかけて、密集を抜けるのです。これ、見た目は悪いのですが、ものすごく効果的なプレーです。確かペレもこういうフェイントを持っていたよなあ。

もちろん、日本のドリブル対応の一番悪い点は、ドリブルにずるずる下がっていくこと。ドリブルを止めるよりも、ウエイティングの方が高いプライオリティーになっております。
ナイジェリア戦の2失点はいずれもこのパターンです。

日本選手のドリブルに対する守備はこちらをご覧ください。

 

えーっと、つまり日本の弱点は、個人戦術(ボディシェイプ、トラップのボールの置き方、ドリブルに対する対処)にあるのですよ。
でもブログとか見ても、「得点力不足」とか、「なぜシュートを打たない」とか、「スピードに弱い」とか、曖昧なんですよ。
結局、そういう「何が悪いか」ではなく、「次に具体的に何を改善するか」が、子供達のサッカーのレベルをあげ、ひいては日本のサッカーレベルをあげることになると思います。私のブログが徹頭徹尾、プレイの中での戦術を書き続けているのは、まさに日本の選手に、「技術」と「戦術」の線引きが見えるような気がするからです。戦術の基本は「4-2-3-1」などではなく、「1対1の個人戦術」にあります
少年サッカーの決勝を見ても、残念ながら個人戦術で見るべきものがなかった。ここは実は日本サッカーの弱点かも知れません。(この辺り、布先生は徹底していたような気がするなあ)

 

僕は今まで、わりと日本の指導者を信頼しているところがあったのですが、最近、いつまでたっても「個人戦術」が改善されていないことに不思議を感じています。いま、指導の現場はどうなっているのでしょうか?
どなたかコーチの方に教えていただきたいです。

 

ちなみに、「トラップ」と「ドリブル」が、U-23の最大の弱点、というネタは、もう既に書いてましたね。

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3人目からのゴールへ(五輪サッカー:ナイジェリア戦)

オリンピック代表は本当に残念でした。
日本のこの年代(から下)には、優秀な選手が多くいます。
今回、選ばれなかった選手でも梅崎(浦和)、柏木(広島)、金崎(大分)、柿谷(C大阪)などの好選手が居ます。もちろん、安田、内田、長友や香川も素晴らしい選手です。

で、今回のオリンピック代表です。

私は日本のサッカーを見せてくれたと思います。特に両サイドが素晴らしい押し上げを見せてくれました。

サッカーというのは残酷なスポーツで、せいぜい入って1点とか2点のスポーツ。だから結果だけでは分からない。その典型が「マイアミの奇跡」。あの奇跡は「ブラジルに勝った」ことではなく、あれだけ攻められて一点も取られなかったことでしょう。 そういう意味で「内容」を見ることにすると、この試合は日本のチームの可能性と限界をみせてくれた興味深い試合でした。

可能性は、サイドで数的優位をつくって崩す攻撃方法。
サイドでの動きに、ナイジェリアもほとんどついていけなかったと思います。特に、前に切り込もう(安田、内田)という動きがよい。奈良橋、相馬の頃は「切り込むサイドバック」が基本でしたが、最近のサイドバックは無理をしなさすぎました。その点、この二人は素晴らしい動きでした。
サイドで押し込んでから中央に展開する動きもスムーズ。正直、オランダ戦が楽しみでしかたありません。

逆に限界といえるのが、シュートの際のボディーシェイプ(体勢のもっていき方)。前にも書いたように、自分のタイミングで打てないというのは、大チャンスであっても、なかなか決めきれないのです。
例えば、アメリカ戦の森重がそうですし、ナイジェリアもゴール前でふかしてしまいました。

一方、ナイジェリアの2得点も、日本の1得点も、自分の体の前にボールを置けている。この差です。
また、女子サッカーがニュージーランド戦で失った得点も同じように、ペナルティエリア辺りが非常に良いボディーシェイプからシュートを打たれています。

そういう意味で、一番残念なチャンスは、後半の後半(87分)に内田が外したミドルシュートです。あれが、一番悪いプレーです。
あれこそ日本が取らなくてはいけない3人目からのゴール。
一人目と二人目が前へ相手を引っ張り、その空いたスペースを3人目のMFが使う、こういうプレイは絶対に外してはいけません。なぜならボールがマイナスですので、シュートの際のボディーシェイプが良いからです。

単純に「得点力不足」と書きますし、「シュートを打たない」とも言われていますが、私はシュートに入る前の「ボディーシェイプ」というか、シュートに入る前の正しい位置取りの問題だと思います。
ここに日本のFWの欠点が集約されています。
そういう意味では、FWもそうですが、むしろ得点のとれるポジションに入り込むMF(モリシや中田)が必要なのでは?
柏木、柿谷(私にはMF)、山瀬に期待します。

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2008年08月03日

オールスターなんて要らない

たとえFWが外国人選手でも、中盤を完全に圧倒しながら得点のとれない日本と、中盤を制されても、シッカリとしたゴール前のDFと、圧倒的(対日本比)な決定力の韓国、という国の個性が出た試合でした。

逆に、FWが外国人でも同じ得点不足に陥ると言うことは、日本の得点力不足は日本が理想とする試合の進め方にこそ決定的な問題があるように思えてなりません。
それを言ってしまうと日本の決定力不足はほとんど克服できないと言うようなネタなんですが。

韓国のシュートは、例えば最初の日本のピンチ(中沢が切り返しで抜かれてシュートを打たれたシーン)にも表れるように、シューターが自分で持ち込んで打っているシュートが多い。

それに対して、日本の選手は「最後のパスを受けて打つシュート」が多い。ということはシュートのリズムが自分のリズムで打つのではなく、パスのリズムに合わせてシュートを打つことになるのです。
だから、日本の方が「美しいチャンス」は多いし、完全に「崩して」いるように見えます。そして相手のDFも防ぐのに苦労しますが、同じように日本のFWも、「本当はどこにボールがくるか分からない」状態なのです。(おお、QBK!)

これで、昔のフランスが「得点力不足」に悩み、一方イタリアは「少ないチャンスを確実に決める」理由が少し分かったような気がします。
フランスの場合、つないで最後にFWがあわせる(アンリは少し違いますが)パターンが多い。つまり、シューターが人に合わせるパターンです。
それに対してイタリアは、FWが最後のところで踏ん張って前に進みながらシュートを打つことが多い。つまり、自分のリズムの中で打っている訳です。

もちろん、これは仮説です。
しかし、日本の決定力不足というのは、「日本のFWの質」というよりも「パスでFWに合わせるプレースタイル」の方にあるのではないでしょうか?
日本のFWにはエゴイスティックさが足りないという問題も、「自分のリズムでシュートを打った方が、人からもらうパスよりもリズムが取りやすい」と考えれば、性格の問題と言うよりも、シュートへのアプローチの問題に還元されると思います。

ただ、もちろんそれだけではないわけで、ユーロを見ていると、ヨーロッパのFWは位置取りの変化が巧いことが分かります。前に引っ張っておいてから裏に回るとか、逆に一瞬遅れてから一気に前に出てくるとか。
それに比べると、日本のFWは試合中に手を上げて単純にボールを待つことが多いようにも思えます。(ただし、アジアのFWをダエイをのぞくと、この辺りはあまり巧くない)

まあ、日本のプレースタイル(サイドで崩して、最後はFWにピンポイントで合わせる)こそが、日本の得点力不足の原因ではないか、とか、あまり他の人から聞いたことがないので、一つの仮説として書かせていただきました。

じゃあ、どうするかというと、FWがつぶれてMFが合わせるという日本的な解決方法が今のところ一番でしょうね。(じゃあ、巻か)

あるいは、この間から申し上げているように、「ムービングポストがフリーになって短いドリブルからシュートを打つ」という方法(この場合は大久保か達也、前田がチョイス)ではないかと思います。

 

ちなみにタイトルの意味は・・・
1)ただでさえ、厳しい年間スケジュールなのに、この1週が無駄になる。
2)そして、多くのJリーグファンが1週間、本当におもしろい試合(つまりJリーグ)を見られない。
正直、こんなオールスターは止めるべきだと思います。
(犬飼氏も、試合の結果より、こんな無理を強いたことを責めるべき!)

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2008年07月14日

魂の試合:横浜FM0−1アルビレックス

今週こそ、ちゃんとマーケティングのブログに戻ります。なのでお許しください!
あと、現時点(24:00)で、あまりの嬉しさにワインのボトル1本を一人で空けております。(その他にも、ビールを3litterほど。)
そういう意味で、正真正銘の酔っぱらいです。

乱筆乱文ご容赦を。

 

今日は久しぶりのアウエイ戦(横浜Fマリノス@三ツ沢)。
実は私、ホーム(スワン)で観る試合の方が、アウエイ観戦よりも(圧倒的に)多いのです。アウエイ戦の観戦は一昨年の川崎の開幕戦(0−6の負け)以来なんです。

 

さて、試合です。

シュート数が26(横浜)−6(新潟)。
これだけで、どういう試合だったかが分かると思います。

しかし、それは評論家の視点です。
ディフェンダーの視点だと、こういう試合でも実は「結果を見ると厳しいけど、内容はOK」ということは多いのです。
実際、私も中学時代の県総体準決勝で二十数本のシュート(こちらは3本だけ)を受けながら、勝ち上がるのですが、その時も「正直、得点を取られる気がしなかった」のです。

今日の試合でも、2本のシュートがバーやポストに当たり(しかも、その当たり方が半端じゃない)、得点が入りませんでした。でもですね、「DFの心になる」と、『ヒヤッとしたけど、計算は出来ている』ものです。

FWの視点から見ると、バーやポストに当たるのは「運がない」と思うかも知れません。でも、そうなるのは、最後の最後までディフェンダーがプレッシャーをかけているからです。ディフェンダーとしては、シュートの瞬間まで粘り強くプレッシャーをかけることができれば、そうそう点は取られないものです。
たとえDFのミスではなく普通に攻撃陣の力で点を取ったように見える場合でも、だいたいの場合、DFの小さなミス(と言うよりも集中や粘りが一瞬、切れてボールウォッチャーになってしまう)が得点の原因の1/3〜1/2を占めているのです。 ただ逆に言えば、この暑さと湿気の中で、まったく集中を切らさないのは至難の業。 まさに超のつく気力、「魂の試合」と言っても過言ではありません。
特に、相手に攻められ続けていると「DFラインとMFのラインが重なりやすく」なります。ここでMFラインがDFラインに吸収されるケースと、狭くなっているけど、ちゃんと2ラインが出来ている(たとえ2ラインの間隔が10m程度だとしても)のでは、天と地ほども違います。新潟は、この10mがシッカリ出来ていました。(ただ、その為にクリアのセカンドボールに間に合わないというマイナス面もあります)

そういう意味で今日の試合は、第三者的に観れば「サッカーには不幸な日(It's not my day)がある」と言う試合です(その証拠に、このせっぱ詰まった負けに対して、マリノスサポは暖かく選手を迎えている、選手がファイとしたと認めている)。

しかし、DFの立場から観れば、「これこそがサッカー」なのです。

今のアルビレックスの強さの秘密は、CB二人の高い戦術能力にあります。(対人能力は技術ではなく、戦術です)
この二人は基本的に、相手と味方が同数の時でも、完璧にゲームをコントロールすることができます。
なぜなら、同数の相手を「1対1の勝負」に誘い込むことで、結果として相手にパスゲーム(数的優位を作る)をさせていないのです。
この二人は、微妙な間合いを置いて(遠くもなく近くもなく、状況に合わせた絶妙な距離感)相手に「勝負させ」ています。彼らの守り方は、最初に相手にスピードを出させます。(観ているとハラハラします)
しかしこれが罠で、相手の選手は周りのフォローが間に合わず、結局「勝負」させられるのです。
そうすると、完璧にこの二人は1対1を抑えてしまう。今日の試合は、相手がアルビを置き去りにするシーンが多かったのですが、それがどうしても「個人勝負」になってしまったのです。

今のアルビの強さの一つに「守備力」がありますが、それはオシムがやっていたようなマン・ツー・マンではなく、非常にスムーズなマークの受け渡しがあります。攻撃が通用した前半よりも、押し込まれた後半の方が、ラインが近くてマークの受け渡しが楽なのです。(ちなみに、僕が岡田さんよりもオシムさんをかっていないのは、このマン・ツー・マン ディフェンスにあります)

今のアルビレックスの強さは「マークの受け渡し」の良さにあります。開幕こそ苦労しましたが、ここにきてチームコンセプトが固まっているのだな、と感じさせる試合でした。

もちろん、サッカーは何が起こるか分からない、結局のところで言えば「後付」にしかなりません。それでも、9割方の相手プレイを「自分たちのラインコントロールの前でさせた」ことこそ、DFの勝利なのです。
今日のような試合でさえ「DFにとっては当たり前の結果」であることをご理解いただければ幸いです。

 

攻め方が、同時に守り方(の最初の一歩)になる。
そういう意味では、岡田さんの理想に近いサッカーかも知れませんね。

最後は喚起の写真を。クリックすると拡大します

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2008年07月08日

W杯最終予選:日程と移動を計算すると・・・日本有利か?!

最後と言いつつ、また書いてしまいました。
(最近、仕事は夕食後から朝までやる癖が付いてしまって)

分析というほどではありませんが、以下にA組の日程と「移動」をまとめておきます。
組み合わせの良さは既に確認しましたが、今度は「日程」を詳しく見てみましょう。

結論から言えば、「組み合わせ」だけではなく「日程」にも日本は恵まれました。
ただし、「恵まれる」と「勝てる」は別。厳しい最終予選であることは間違いありません。
(なお、どの図表もクリックすると拡大します)

W杯最終予選A組の試合日程と移動距離

  final_a_group.gif

上図は以下のように計算しています。

◎表の中の数字は、その節の試合をするために、事前にどれくらいの距離を移動しなくてはならないかを表している。
○移動距離は、簡易的に各国の首都間の直線距離で計算。
○当然、ホームの場合は移動距離0km。
○次の試合まで中断期間がある場合、帰りの移動距離は加えない。
○次の試合が2連戦の最後が休みの場合、帰りの移動距離は加えない。
○オーストラリアはほとんどの選手がヨーロッパをベースに活躍しているため、選手は「ロンドン」から移動するものとして計算。

また、表記の凡例として

○オレンジ色の網掛けは「ホーム」開催。
○距離が赤字で表記されている場合、「対戦相手が前節、休み」のケース。ただし、前節との間に中断期間がある場合は、通常の黒字で表記。

さて、表を見て分かるのは・・・・

●オーストラリアはかなり不利であることが分かります。
選手は日本の倍近い移動距離です。更に6月10日(最終3連戦の2戦目)は6月6日のカタール戦から中3日で12,240kmを移動してオーストラリアに移動です。
しかも、対戦相手のバーレーンは前節に試合がないので、オーストラリアに早く入ることが出来る為(場合によっては、ニュージーランドとの調整マッチもあり得る)、調整という意味ではオーストラリアよりも有利です。しかもオーストラリアの主力はヨーロッパ組ですから、ホームのアドバンテージが他のチームより強くはないのです。
オーストラリアの(ある意味での)優位は、下にも書きましたが「ウズベキスタンとの組み合わせ」です。ただ日本としては、そのおかげで漁夫の利を得る可能性があります。

△ウズベキスタンは、アジアの真ん中にあるせいか、移動距離が短いという有利があります。(ただ、チャーター機などの準備が出来るかどうかは別です。ウズベキスタンの弱みは選手よりも、協会のサポート能力にあると思われます。)
彼らの日程は、山場の最終3連戦の真ん中に休みがあるという意味では最高です。しかも最終戦はアウエイとはいえ、相手のバーレーンはオーストラリアからの移動。この最終戦まで結果がもつれていると、ウズベキスタンにアドバンテージが生まれます。
ところがウズベキスタンは、オーストラリアとの2戦とも、2連戦の2試合目に「前節は試合がないオーストラリア」と闘います。しかも、この連戦の間は、いずれも移動しなくてはなりません。
オーストラリアとのこの2戦を凌げるかどうかが、ウズベキスタンの命運を分けます。

○バーレーンは、終盤に移動が大きくなります。2連戦の中での日本とオーストラリアのアウエイがあるからです。
ただし両方の試合とも、先に日本、先にオーストラリアと闘います。その分、十分に準備が出来るので気が抜けない相手です。ただ、この時期になると出場停止が出てくるはず。特に日本やオーストラリアとの闘いではカードをもらう可能性も高く、長距離の移動と出場停止で、次戦(カタール、ウズベキスタン)が苦しくなる可能性があります。 バーレーンは比較的組み合わせが有利な序盤が勝負です。
対日本戦で勝ち点を失うと(引き分け以下)チームが混乱する可能性があります。

◎日程的に一番、恵まれたのがカタールです。
バーレーンと同じくオーストラリアのアウエイ戦は先乗りできます。日本とのアウエイは中3日の移動になりますが、日本戦が最終戦であり、ある程度はカードを気にしない闘いが出来ます。移動距離も日本の2/3程度です。ただ、この組の中で最もFIFAランキングの低い国が一番スケジュールが良いと言うことは、彼らが予選リーグをかき回すことが予想されます。そうすると、日本やオーストラリアよりも、ウズベキスタン、バーレーンが被害者になる可能性がたかいと思います。

☆さて、最後に我らが日本です。
一番厳しいのが、6月最後の3連戦。日本が唯一の3戦とも移動ありです。ここが厳しい。
ただ、めちゃくちゃに悲観する必要もなく、この3連戦の移動距離は、日本が19,940kmであるのに対して、オーストラリアも17,490km、バーレーンに至っては24,760kmになります。3連戦で一番移動が少ない(2,470km)ウズベキスタンとは、日本は3連戦の初戦に当たるので、あまり大きな差ではありません。次に移動の少ないカタール(8,270km)とは、この3連戦で当たりません。
また、オーストラリアの選手は、この3日間に10時間(仮にイングランドを基準にした場合)の時差を経験しますが、日本の選手は5時間ですみます。

結論として、日本は組み合わせ的にかなり恵まれていると思います。
このグループは、「強い」と思われているチーム(除く日本)のスケジュールが厳しいため、上位と下位の差がなかなか開かない可能性があります。そうなると、日本が「事故のような敗戦(例えば3次予選のバーレーン戦など)」をしても、取り返しがきくということです。トーナメントなら予想外の結果も起こりやすいですが、リーグ戦の場合は結局、収まるところに収まりやすくなります。

ただし、この恵みを本当の幸運に変えるには・・
1)初戦のバーレーン戦で引き分け、もしくは勝利を収めること。
  →本当の敵は「22:00Kickoff(放映開始)を考えるメディア」か?!
2)4節までに出来れば勝ち点7にしておくこと(中東シリーズを1勝1分け)
3)2月11日のオーストラリア戦では、最悪で勝ち点1を得ておくこと。
  →彼我のコンディションを考えれば、ここが一番苦しい。

第1戦が問題!というのには、もう一つ理由があります。
それは前にも書いた「岡田監督の考える(と私が考えている)ポストプレー」の組み立て方。
やはり、このトップの動き出しで相手を崩すシステム(そう、システムは数字の数え方(4-5-1とか、4-4-2)ではなく、どういうダイナミズムのことです)が機能するには、やはり暑さは大敵。第1戦はこの暑さが(そして、夏のJの疲れが)残っているからです。

とにかく、序盤が勝負です。
最後の3連戦は確かに厳しい。ですが、考えてみればウズベク、バーレーン、カタールは最大でも勝ち点6しか積み上げが効かないわけなので、最終節を待たずして順位が確定する可能性があります。
気を許してはいけませんが、普通に行けば6月10日のカタール戦には上位2位内を確定していると思われます。

最後におまけとして、日本代表のアジア移動マップ(&スケジュール)を。
クリックすると拡大します。

Japan_Final_tour.gif

また、最初の表に、更に「対戦相手」と「現地の最低気温/最高気温」を加えた表をつくりました。
小さく見えますが、これもクリックすると拡大します。

 Finall_GroupA.gif

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2008年06月30日

比較的、組み合わせに恵まれましたね。ワールドカップ最終予選。

サッカーの話しばかり書いていましたが、とりあえずこれが最後です。

もちろん、お断りしておきたいのは、「組み合わせが良い」ことと「簡単に勝ち抜け出来る」ことは全く別。3次予選でさえ(他のシード国も含めて)勝ち抜くことに苦労をしているのです。簡単な予選はありません。
それでも、その事実は他のチームも同じ。
そして、予選が楽勝なんて、オモシロクナイじゃありませんか。

それでも、組み合わせは「楽ではないが、良かった」、恵まれたと思っています。
以下、その理由です。
もちろん、最終予選は絶対に「厳しい」ものであることは変わりません。組み合わせが良いからと言って、予選の厳しさは変わりません。プレッシャーも働くからです。
がしかし、やはり、かなり恵まれた方なのです。

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2008年06月29日

岡田ジャパン独特のポストプレー(図解解説入り)

今回は気合いが入っていますよ。(なにせ、総図解入り記事ですから) 

オマーン戦の戦評、あるいはユーロの戦評で、何回か「岡田監督には(トルシェにもオシムにもない)独自のポストプレイがある」という事を述べてきました。
今回は、それを解説したいと思います。

なお、この記事はちまたに多い「お父さんコーチ」に捧げます。
サッカーの戦術とは、選手の並び方を数える(4-5-1が良いとか、3-5-2が良いとか)ことから始まるわけではありません。選手が動きの中で、どう体を使うかが一番の基本。その体の使い方から来る戦術です。

なお、あまりにも長いので、全文は「追記」の方にまわしますが、いちおう「こういった図入り」で書いています。

クリックすると拡大します

基本的にサッカーに興味のない人には、ぜんぜんオモシロクナイ内容ですので、以下は全て「追記」に回します。
もし、サッカーに興味があったらぜひご覧ください。

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2008年06月27日

Euroも残すはあと一試合(3位決定戦は無いんだぁ):ドイツvsトルコ、スペインvsロシア

悔しいのでアジアカップとは比べませんが、確実に2004年より盛り上がりましたEuro 2008。
これも悔しいので比べませんが、やはりワールドカップの32チームは多すぎますね。(もちろん、これが世界中へのワールドカップの浸透に貢献しているのは事実でしょうが)

どちらかといえばアウトサイダーと思われていたトルコ、ロシア、(クロアチア)等が(前回のギリシャと異なり)堂々としたアタッキングサッカーと闘う魂を見せてくれたのが素晴らしかったです。
特に、準決勝の対ドイツ戦で、(前の試合から4人の出場停止と5人のけが人を抱えた)トルコが86分に同点に追いついた時には、またもミラクル・ターキーの再来かと思いましたが、最後はマークの足がついていきませんでしたね。 やはり9人が欠けたことは闘う心だけでは埋めきれませんでした。

2試合目のスペインvsロシアは、戦前の予想と異なる硬直した前半、そして一方的な後半。しかし、その試合の残念さを「岡田監督+新藤さん」のゲーム解説が救うという大変興味深い展開に。
特に、ビジャの交代(理由は怪我)による試合の変化について、の解説が面白かったです。
スタジオのミッシェルさんが「ビジャが抜けて、トップにボールが入らなくなる」と、その交代をマイナスに評価していました。それに対し、岡田さんは「ビジャにボールが入ると言っても、常に相手を背負っている」、「斜め前に出てボールを受けなくてはいけない」と返していました。
実は、ここに岡田さんの「トップにボールを入れる」際の考え方がハッキリ出ていましたね。ミッシェルさんのポストプレーの方が、所謂「教科書的なポストプレー」で、一方の岡田さんのポストプレーこそが、彼の特徴が表れています。
このプレーは「オマーン戦の戦評」(ここをクリックしてください)の2段目を見てください。私はフィールド全体の中で「斜めに下がる」と表現し、岡田監督は選手自身の視点から「斜め前に出る」と表現していますが、動き自体は同じです。

このトップの動きは、トルシェも、ジーコも、オシムもやっていなかったポストプレーで、岡田流「考えて動くサッカー」なわけです。(かなり守備を考えているので、気に入らない人もいるかもしれませんが)、もっとこの岡田流は評価されて良いのでは、というか少なくとも話題にされて良いのでは・・と思います。少なくとも、「考えて動く」と良いながら、オシム流考えて動くサッカーだけを可とする評者が多いのは、評者自身が「考えて書こうよ」と思ってしまいます。

以下、こぼれ話(というか、くだらない思い出話)・・・

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2008年06月12日

Euro開幕!

仕事が忙しく、毎晩、徹夜になります。
ただ、そのおかげで(チラ見になりますが)Euro2008の試合を見ることができます。

今年は(本来、慎重に入る第一戦目)での引き分けが極端に少なく(8試合中1試合)、また2点差以上の試合が8試合中5試合と、面白い試合が続いています。

で、気になるのが日本代表との差。
一番気にあるのが20分程度経った時間でのチームの修正です。
日本の場合、最近の数試合に見られるように、最初の時間が良かった後、相手に合わせられる。あるいは、出だしに押しまくられて、過ごしずつ相手のペースが落ちる、ということで試合が変化します。

しかし、例えば今、チェコとポルトガルを見ているのですが、最初はポルトガルペース。チェコもはりきって前からディフェンスに行くのですが、ポルトガルはチェコのDFラインとチェイスをかけたチェコのFWラインの間をうまくつくってサイドから攻めていきます。

そうすると15分過ぎくらいから、チェコはボールの奪取ポイントをハーフウエイから5ないし10mのサイドと、そこからFWに入る縦パス(ペナルティエリアの延長線上)の2箇所に設定。
DFの4枚と、中盤の3枚(この3枚はボールサイドにムービングをかける)の2ラインをしっかりとつくってきます。そして、ボールサイドに中盤の前目を一人おいて(奪ったボールをここにつなぐ。逆サイドのミッドフィールダーが絞ってくる感じ)、更にその先のフォワードの2人が動いて崩すという方法をとってきます。
チェコのペースになったのは、ポルトガルの有効な攻めの起点をサイドの相手サイド15m程度の位置と読んで、そこに対応するラインと、スペースを潰すラインの2ラインを明確にしたところだと思います。

ちなみにコメンテーターの城さんは「チェコは前でプレッシャーを」と言っていましたが、決して日本が見せるラグビーで言うところの10mラインから22mラインの間のチェイスではないですよね。
この辺りはもう少し、解説をガンバって欲しいなと思います。
(余談ですが、ポルトガルが2点目。やり方を変えたのか・・・仕事中で観ている範囲では分からず。たぶん、サイドから一旦、中央(センターサークルから少し前目あたり)にポイントをつくったのでは、と推測)

何故かというと、解説者には「煽り」だけでなく、「サッカープレイヤーやコーチのためのヒント」を与えて欲しいからです。
いま、サッカーの底辺が広がっている。そうすると、どうしてもコーチが足りなくなります。私自身、中学、高校、大学と部活動をやってきましたし、中学では県で準優勝、高校でも自分たちの代で県のベスト4まで言っていますが、常任の監督・コーチは無し。大学でも(大学は4部ですが)いませんでした。
だから、コーチの重要さはよく知っています。それで、できるだけ「体の使い方や向き」と「選手のポジショニング(ポジションではなく、試合の流れの中でどう動くか)を中心にして、試合評を書くようにしています。
ボールの扱い技術は天性や、どれだけ早く始めたかで決まります。しかし、「体の使い方やポジショニング」は後からでも指導できるからです。

しかも、「体の使い方」は単なる戦術オタク(4-5-1がすべてとか言っている人)ではなく、現実の選手指導に役立つからです。

例えば、スエーデンの選手で見習うべきは、ボールのトラップを足の前ではなく、わざと「体が横になるまでボールを引いてトラップする」こと。体の大きな選手がボールをキープしつつ、次のプレーの展開幅を拡げる上で極めて有効なプレーです。
スエーデンの後方からのサイドチェンジの有効性は、実はこのトラップから始まっています。
日本の選手のワントラップ目は技術なんですが、ヨーロッパでは「戦術」なんですね。
ちなみに日本のDFのヘタさ(ドリブル対応と、サイドでの甘さ)も、守備技術だと思っているからだと疑っています。ちなみに中学生の時に、それこそ穴があくほど読んだイングランドのサッカー教程の本には、日本で守備技術として教えられていたもののほとんどは「守備における個人戦術」として教えていました。

また、スペインかロシアだと思いますが、フォロースルーをせずに、インパクトで止めるサイドチェンジのロングキックのけり方。これは低くて早いサイドチェンジを支える技術なんです。

昔のサッカー解説者は視聴者が「プレーヤー」だったこともあり、こういう説明がしっかりしていました。
そういう意味で、いま日本には良い解説指導者はいないといっても過言ではありません。

ガンバレ!(まだ、試合は終わっていない)

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2008年06月11日

「折った指を開かなくてはならない」by NHK山本解説員

先日、「もし、NHKの山本さんなら・・・」と言うネタを振ってみましたが、やはりホンモノはホンモノでした。

本日の朝のニュース番組は、いずれも「日本水連の水着オープン化決定」を大々的に報道していました。
(各局ともコメンテーターはバラバラな発言をしていましたが)局の立場の人間は、「これで日本のメダルラッシュが期待できます」との方向、みのもんた氏に至っては「これで惨敗したら、どういうつもりでしょうね」とコメント。そして、それに加えて「選手よりもハイテクの時代になって、何か味気ない・・・」というありきたりのコメントばかりでした。

それに対して、今朝のNHKニュースの山本さんのコメントは・・・、

○ハイテクによって「決定的に競技の高速化が進んだ具体的な例」として『スラップスケート』の例を紹介し、その導入の際に日本選手が完全に道具の進化への対応が遅れた過去を紹介。そして、その際に敗因は「道具の差」ではなく、「真の勝利者は、新しい道具ではなくて、新しい道具に合わせた新しい技術を開発した選手」であることを紹介。

○このスピードのレーザーレーサーがまだ供給不足であることを紹介。従って、全てのライバルが着用しているわけではないが、これから「スピードレーサーがデファクトになる」ことで、現在着用していないライバル選手も堰を切って着用するため、混戦の状況はなんら変わらないことを紹介。

これによって(タイトルにもあるように)、「メダルが幾つ取れるかと(楽観的に)折った指を、もう一度、開いてみなくてはなりません」と警告しているのです。

ただ、山本さんのえらい所は、「悲観」ではなく「ここからが勝負」と解説していること。まさに、北島選手が言っていたように「泳ぐのは選手」であり、その競争に「新しい局面=高速化への対応」が鍵になっていくことを指摘しているのです。

ほとんどのテレビ局が(北島選手が批判した)「魔法の水着」ネタに集中しているときに、この「スポーツの競技技術」を中心においた解説。
山本さんが「本当のスポーツ好き」であることを示してくれました。
朝から気持ちが晴れる(ええ、実は今日は完徹で寝てないので、一層そう感じます)山本さんでした。

この機会に、山本さんの名文句に触れたい方はこちらへ!
山本浩アナウンサーの実況中継オープニング名ゼリフ
山本浩アナウンサーフランス大会予選編
山本浩アナウンサーフランス大会予選編 -2-
山本浩アナウンサーその名文句と大暴走

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2008年06月08日

順当な内容、想定内の結果

日本1−1オマーンでしたね。
TBSは煽っていました(それは視聴率があるから)が、本来は負けても後がある試合でした。なので引き分けはもっと評価しても良いのに・・・。

むしろ、問題はこの試合の開始時間。オマーン現地時間の17:15(日本時間22:15)開始。一方、バーレーン(ホーム)vsタイの試合は19:30(日本時間(日本時間25:30)開始。ちなみにバーレーンとの時差が6時間、オマーンとの時差が5時間ですから、日本戦を「まともな」時間に開始していたら、24:15試合開始でした。
放送中に「過酷な環境」と繰り返していましたが、その過酷な環境を強いているのは日本のメディアと広告主だという矛盾。(経済的に仕方がないとはいえ)
いくら次の試合が1週間後とはいえ、オマーンの選手もたまったものではないでしょう。その為に、本来なら大量点をとっておきたい試合で、先制点の後、自重したのでしょうのでは・・・。結果として、現在の日本を無得点に抑える力はオマーンにはなく、同点にされることになりました。

ちなみに、後の試合だった首位のバーレーンは、ホームでタイと1−1のドロー。これでバーレーンは勝ち点10に積み上げました。

もし、オマーンが残り2連勝すると勝ち点10。そして日本はあと1勝で勝ち点10。現在の両チームの得失点差の差が8ありますから、次のタイ戦で日本が勝てば、最終戦のバーレーン戦で日本が大敗しない限り、ほぼ勝ち抜けは可能。
逆にオマーンがバーレーン(今回はバーレーンのホーム。ちなみにオマーンはバーレーンにホームで0−1で敗退)に引き分ければ、日本はタイ戦に勝って最終予選決定の2位以内を確定します。またオマーンが負けることがあれば、日本は引き分けでも2位以内を確定させます。

最終予選のシード国は、1)オーストラリア、2)韓国、3)イラン、4)、5)日本かサウジアラビアと既に決まっているので、この三次予選は一位で抜けようが、二位で抜けようが、全く関係なし。最終戦のバーレーン戦は消化試合になることが濃厚です。

実は5つのシードチームの内、ほぼ最終予選出場を確実にしているのはサウジアラビアだけで、日本を加えた残りの4チームには、まだ予選落ちの可能性が残っているのです。現在、最終予選への通過が決まっているのはウズベキスタンだけ。アジアの中の実力差は確実に小さくなっているのです。

後はこぼれ話・・・・

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posted by BLC at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月06日

鷹佐様、コメントありがとうございます。(岡田さんのサッカー)

(最初、コメント欄に返信を書き始めたのですが、長くなってしまったので、改めて記事にしてしまいました。今週土曜日の試合の前の予習です。ハッキリ言いますと、サッカーの話を書くのが好きで好きでたまらないのです。)

鷹佐様、コメントありがとうございます。
左合さんにはいつもお世話になりっぱなしで。ぜひ左合さんにパッケージをお願いした「かしこ」ホームページ(http://kasiko.jp)もお訪ねください。

《引用》
近視眼的自分には極端に中村俊輔の好プレーがつながった結果としか貧弱に見えてません。
《引用終わり》

いえいえ、仰るとおり中村俊輔が結果につながったのです。
たぶん、中村が居なければ(かつ、一点目のコーナーの点がなければ)、いつもの日本のように「圧倒的にボールを支配しながら点が取れない」という状況に落ち込んでいたと思います。

日本の激しい動きに混乱した相手ディフェンスですが、(私も長いことディフェンダーだったので判りますが)実は同じリズムで攻めてこられると、間一髪でも集中して守ることができるのです。例えば、ある試合で相手のシュートが23本、こちらが3本で1−0で勝ったことがありますが、攻められる続けると後ろに人数が増えて、シュートコースに何人も防ぎに行くことができるのです。

ここで点を取る方法は2つ。
一つはその「シュートコースに何人も防ぎに行った」所を個人技でかわす方法で、これが俊輔のゴール(試合の3点目)。
もう一つは、ゴールからボールが離れて、一瞬相手の集中力が抜けた時を狙うという方法で、これが俊輔のロングパスから闘莉王、大久保と渡った試合の2点目のゴールです。闘莉王についていたディフェンダーは本当にえらかったのですが、他の相手選手は完全にボールウォッチャーになっていて、大久保においてゆかれました。ゴール裏から見ていると、まるでスローモーションのようなゴールシーンでしたから。

そういう意味で(確か前の記事でも書いたつもりでしたが)、試合の「リズム」を作ったのが2トップ+松井+遠藤で、試合の「結果」をつくったのが俊輔と言えます。

 

これは西部さんという評論家が、「相手チームにとって、日本を抑える方法は簡単。ボールを持たせて、ゴール前中央を固めればよい」、「問題は抑える方法は判っているが、それを実行できるかは別問題」と仰っていました。
この日の日本は、「抑える方法を実行する」には変化が多すぎ(それでも、この流れから点を取ったわけではないので、如何に日本の方法がゴールから遠いかが判る)、更に加えて「抑える方法にはない個の力」があったからの大勝だったと思います。

ただし、これもアジアのレベルのディフェンダーだからであって、欧州やアフリカの強国にはまだまだ、というのはキリンカップの結果でした。

さて、明日の試合。最初の15分でどこまでハイペースの試合が出来るかが勝負だと思います。

オシム流が「守備から攻撃への切り換え」だとすると、岡田流は「攻撃から守備への切り換え」だと思っています(攻撃時の選手の集中が、そのまま相手ボールへの集中的な守備に繋がる。ただし、切り替えが遅いと目も当てられない不幸な結果に)。
つまり、(1997年の最終予選時の「北沢システム」のように)「メンバーや並びだけを見ると攻撃的だが、実は早い守備を考えたシステムこそ岡田さんの持ち味」だと思っています。だからこそ、攻撃のハイペースというのは、実は守備の強化と同義なのです。

オマーンのディフェンダーはほぼ総取っ替え(前の試合は出場停止で出ていないメンバーが多い)ですから、一人一人の動きに対応するまでに時間が掛かるはず。理想の1点目は15分くらいに、相手のディフェンスの小さなミスからボールを奪って、玉田にスルーパスが通るという「一見事故のような得点」です。
そうしたら、後はボールポゼッションを長くして時間を潰し、後半、守備要員として「矢野」(そう、キショーは前線の対ロングパス守備要員なのだ)を起用して逃げ切る(あるいは1点取られても良しとする)、というのが理想的なゲームプランでしょうか。

一番悪いのは、オマーンに負けることではありません(0−1で負けることも許容範囲)。
本当にマズイのは「タイを相手に取りこぼしをすること」です。

だからこそ、早めの時間で1点取ることが理想的。それで取れなかったら、あとは引き分け狙い(で、負けたって良い)で体力を温存。同じく中東遠征で疲労が予想されるタイを叩くということになりましょう。

そういう訳で、明日は材木座のスポーツバーでスパークリング赤ワインでもあけながら、岡田さんの仕上げを楽しみたいと思っています。

posted by BLC at 13:50| Comment(4) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

久しぶりに溜飲の下がるゲームでした。

皆さん、テレビでもご覧になったとおり、「イージーなゲーム」(岡田監督談)だった昨日のオマーン戦。
家を出るときも妻に「本当のことを言うと、今日は楽勝だと思う」と言って出かけましたが、その通りになりました。キリンカップである程度掴めていたものを、シッカリとものにして来ましたね。

得点の経過をみれば、中村俊輔の活躍はMOM級なのですが、試合のリズムを作ったのは2トップ+松井の動きだしの良さ。
この3人がダイアゴナルに動くことで、オマーンのディフェンスが大混乱に陥ります。今まで「下がってボールを受ける」場合、日本のフォワードは、ほぼボールに対して真っ直ぐに下がってきました。その結果、フォワードの次の動きが制限されていました。しかし、斜めに下がってボールを受けることで、後ろから上がってくる選手が最短の移動でFWが動いたスペースを活かせるだけでなく、自分も振り向けることで、プレーの選択肢が非常に増えました。また斜めに下がることで、直線に下がる動きより、ゴールからあまり遠ざからないで済むのです。
ただし、この方法は相手のDFにボールをさらわれやすいので、瞬間的なスピードと、パッサーとのコンビネーションが求められます。この辺りは、もはやベテラン、遠藤の良さが出ていました。
今まで、ボールを引き出す旨さでは、センターからサイドに流れる柳沢が一番だと思っていましたが(鈴木隆行はあまりに直線的で不器用)、今日のトップ2人はそれ以上でした。そこに大きくサイドを変えて動く松井が加わることで一段とすごみを増しましたね。

しかし、彼らの良さはこれだけではありません。前線前のシビアゾーンであえてショートパスを用いることで、ボールを奪われた場合のファーストディフェンスのアプローチも早い。相手のディフェンスに、非常に早く、しかもディフェンスの死角から来られるので、ボールを失う確率も多かったわけです。

この攻撃(と素早いファーーストディフェンス)は、既にキリンカップの2試合の前半25分までに見せていたもの。確かにキリンカップでは失速してしまいました。それは、その時間に点が取れなかったことと、相手の対応力が優れていたこと。オマーンにその対応力があるとは思えませんから、最初の25分までに一点が入った(実際には10分)段階で、勝負アリでした。

まさに日本版シャンパンサッカーで、日本人に最適なサッカーでした。しかし、これだけでは得点が取れない(実際にシュートだけ見ると日本は7割近くのボールポゼッションながら11本どまり)のですが、そこにリズムを変える俊輔(と田中)がいることで得点になる。今までの日本の試合を制する力に、俊輔のゴールに結ぶ付ける力が出会った事が今日の勝因でした。

問題はマスカットでのリターンマッチ。
最近の3戦で完成したこのサッカーを灼熱のアウエーで発揮できるか。
とはいえ、実際の所、必要なのは「勝ち点1」。選手交代を上手く使い、なによりも鈴木や今野などの守備の持ち駒が体力を残しているはず。
これで当面のライバルであるオマーンを潰して(どうせ1位にならなくても良いのだ)、後は日本サッカーの新しいスタイルづくりを行いましょうよ、岡田監督。(きっとそのつもりのはず)

posted by BLC at 23:06| Comment(1) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長沼元会長の逝去を悼む

試合について、また書かせていただきます。

それよりも、今日のショックは長沼元日本サッカー協会会長の逝去の報。
試合前に突然、アナウンスがありました。

まわりの観衆はほとんど関心がないようでした。

しかし、長沼元会長は、ハンディキャップサッカーの人たちがサッカー協会メンバーになれるようにと、その晩節を尽くしてくださった方。本当にショックでした。

 

ちなみに上の話については、ほとんどの人が「何のこと?」と思うかも知れません。

いいんです、それは判っています。でも、書かずにはおれませんでした。サッカーには消費者の前に「ファミリー」がいます。長沼さんは最後まで「ファミリー」の拡大に尽力されました。

長沼さん、僕ら、サッカー好きですよ。

posted by BLC at 01:01| Comment(0) | TrackBack(1) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

第18回フットボール道場、明日開催!!


おお!忘れていた。

先日、ご紹介したティア・スサナ(JR信濃町すぐ近く)で、第18回フットボール道場開催です!

今回のゲストは西部謙司さん。

トークタイトルは
西部謙司さんに「日本サッカー大丈夫なんでしょうか?」と相談に乗ってもらうひととき
「日本」を超える日本サッカーへ (COSMO BOOKS) (COSMO BOOKS)

トークショーのキックオフは19:00です。

詳しくはこちらをクリックしてください

 

考えてみれば、このイベント、前身の「勉強会」(なんてベタな名前)から考えれば、もう8年くらいやっているんですね。(私はもうお手伝いくらいしかやっていないけど)

たぶん、この種のイベントでは最古参になってしまいました。

posted by BLC at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

あの70年代が帰ってきた

まず始めに・・・
パソコンっていう商品は「環境」なんですね。デスクトップはかなりヘビーな環境にしておいたので、これをノートで再現するのがなかなか大変です。

さて、マンガ「20世紀少年」のヒットや昭和ブームで70年代が見直されています。日本が前向きだった時代を皆、懐かしがっているのかも知れません。

しかし、ことサッカーの世界にとっての70年代は、「栄光のメキシコオリンピック」と「国立の青い空(86年ワールドカップ予選)」に挟まれた大低迷時代でした。
しかし、こんな時代にもサッカーはありました。(っつうか、私の青春時代でした)

三菱とヤンマー(現レッズとセレッソ大阪)の覇権争い。突如あらわれたフジタ(現湘南ベルマーレ)旋風。
そして何よりも79年のワールドユースに登場したマラドーナ、ディアスの破壊力。

その70年代を満喫できるサッカーバーが信濃町に出来ました!

その名も「ティア・スサナ」(スサナおばさんの店)。
ペルー料理のお店です。
バブルの寸前まで銀座でお店をやっていたそうなのですが、2007年に信濃町(慶応病院近く)に再オープン。まさに70年代から抜けてきたタイムマシンのようなお店です。


お店はかなり広く、40名以上が着席できます。
クリックすると拡大しますクリックすると拡大します

お宝サインがびっしり。例えばペレなんかもあるのですが、私にとってはやはりコレ!
マラドーナのサイン(しかも79年と87年の両方)
クリックすると拡大します

それから私の(当時の)あこがれのチーム、三菱のメンバー。
クリックすると拡大しますクリックすると拡大します
GKの田口やFW尾崎          そして現レッズ社長も

食事も最高。
ぜひ国立の行き帰りにどうぞ!

posted by BLC at 20:55| Comment(4) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

春はアルビ・・・に来ませんでした。

新潟に行って参りました。
実はこの一週間でも、2回目。東京ではサクラが満開を過ぎていますが、新潟はまだ梅がほころんだばかり。

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この写真は村上の武家屋敷の庭の梅。この話は週末にでも。

毎年、春の恒例行事としてアルビレックスのホーム開幕戦に出かけておりますが、今年は都合で第二戦目になりました。

この日はJ1昇格以来最低の入場者数(それでも23,000人くらい)。そうすると夜の暗さが目立ち、何となく寂しい感じです。
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試合の方は、「昨年のメンバー」−「今年のメンバー」=「失った勝ち点」という感じです。

特に大きな穴がシルビーニョの穴。更に本間も抜けたことで、まったくゲームがつくれず。
特に千葉が絶不調。完全にブレーキになっていました。このポジションはまったく先が見えず・・・。ブラジル人2人もフィットしているようには見えず。

初先発の木暮(残念ながら2失点目の大きな原因に)は面白いプレーを見せてくれました。
途中交代ですが、田中や河原も元気があった。うまくいけばセレッソ大阪や広島みたいに若手の才能が花咲くチームになるような気がしますが、両チームともJ2だしなあ。

posted by BLC at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

最後は気持ちよく(東アジア選手権)

東アジア選手権の代わりに「日韓定期戦を復活させたら」(ええ、昔はそういうものがあったのです)と思うような大会でした。もう少し良いコンディションで日韓に試合をしてもらいたかった。

ブログをまわってみると、「前半は悪かったが、後半は・・・」という意見が多いですね。
私はちょっと違う印象を受けました。

 

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posted by BLC at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする