ブランドづくりをやっていると、必ず「Visoin」の話が出ます。
"Visionary Company"という素晴らしい本(素直に良い本です)もあり、Visoinが会社を引っ張るという意見も強いものがあります。
でも、「人を動かす」という観点に立つと、どれだけの人がVisionで動くのでしょうか?
※この場合のVisoionとは、会社の「あるべき姿」、「将来のビジネス目標」などを言います。
確かに、「ウチの会社は、将来、ここまで大きくなるから、自分もそれについて行こう」という方はおられると思います。しかし、一方で、「働き方」や「仕事の小さな成功を通じての自己実現」を求める人も多いのでは。
特に「こんな学歴を持っているのに・・」という人の中に、そういう人を見つけることが多くあります。
今日、そういう会社の副社長と、その会社のブランディングについて話しました。
結論として、「Visoion→それを達成するための働き方」という論法ではなく、
「意味のある働き方→それが結果としてVisionにつながる」という論法を取ることにしました。
それがこの会社の働く質を高め、結局はお客様満足に繋がるからです。
ESあってのCSです。
ブランドをトップダウンではなく、「ボトムアップで書く」という経験を頂ける。
これこそブランド2.0の実践で、本当にこういう仕事が出来て幸せです。