この特集は、『不易流行通信』で採り上げたドイツのロゴの写真をカラーで掲載したものです。従って、事前に不易流行通信の最新号"
FR200609.pdf"をダウンロードされることをお奨めします。
なお、各写真をクリックすると拡大します。このシリーズも、間欠的に続けてきましたが、いよいよ最後のオリエンタル編です。
本誌の11頁の左にあるロゴを掲載します。
欧米がアジアに出会ったとき、ロゴには2つの流れが生まれました。
一つは、フォントのバリエーションの拡大。簡単に言えば「墨文字」です。
もう一つは、マークの非文字化。などと難しい言い方をしましたが、簡単に言えばアルファベットを使わずに、意味をそのまま紋章にしたものです。
まずは、フォントの墨文字化を見てみましょう。
これが今回見た中で、一番菅らしいフォントづかいでした。
この2つは、最近増えている感じがします。
左側はファッション系の店に増えています。一方、右の書体はコンピュータ&コミュニケーション(なにかNECみたいですが)に多いタイプです。
最後は、実はスペインのものですが、タッチが素敵なのでここに載せます。
実は最近、繊細でかつ自由な書体が好きなのです。
こういうものに影響を受けているからでしょうか?良寛の書です。