2008年06月08日

順当な内容、想定内の結果

日本1−1オマーンでしたね。
TBSは煽っていました(それは視聴率があるから)が、本来は負けても後がある試合でした。なので引き分けはもっと評価しても良いのに・・・。

むしろ、問題はこの試合の開始時間。オマーン現地時間の17:15(日本時間22:15)開始。一方、バーレーン(ホーム)vsタイの試合は19:30(日本時間(日本時間25:30)開始。ちなみにバーレーンとの時差が6時間、オマーンとの時差が5時間ですから、日本戦を「まともな」時間に開始していたら、24:15試合開始でした。
放送中に「過酷な環境」と繰り返していましたが、その過酷な環境を強いているのは日本のメディアと広告主だという矛盾。(経済的に仕方がないとはいえ)
いくら次の試合が1週間後とはいえ、オマーンの選手もたまったものではないでしょう。その為に、本来なら大量点をとっておきたい試合で、先制点の後、自重したのでしょうのでは・・・。結果として、現在の日本を無得点に抑える力はオマーンにはなく、同点にされることになりました。

ちなみに、後の試合だった首位のバーレーンは、ホームでタイと1−1のドロー。これでバーレーンは勝ち点10に積み上げました。

もし、オマーンが残り2連勝すると勝ち点10。そして日本はあと1勝で勝ち点10。現在の両チームの得失点差の差が8ありますから、次のタイ戦で日本が勝てば、最終戦のバーレーン戦で日本が大敗しない限り、ほぼ勝ち抜けは可能。
逆にオマーンがバーレーン(今回はバーレーンのホーム。ちなみにオマーンはバーレーンにホームで0−1で敗退)に引き分ければ、日本はタイ戦に勝って最終予選決定の2位以内を確定します。またオマーンが負けることがあれば、日本は引き分けでも2位以内を確定させます。

最終予選のシード国は、1)オーストラリア、2)韓国、3)イラン、4)、5)日本かサウジアラビアと既に決まっているので、この三次予選は一位で抜けようが、二位で抜けようが、全く関係なし。最終戦のバーレーン戦は消化試合になることが濃厚です。

実は5つのシードチームの内、ほぼ最終予選出場を確実にしているのはサウジアラビアだけで、日本を加えた残りの4チームには、まだ予選落ちの可能性が残っているのです。現在、最終予選への通過が決まっているのはウズベキスタンだけ。アジアの中の実力差は確実に小さくなっているのです。

後はこぼれ話・・・・

○フォワードの控えに「矢野」ひとりだったときから、この試合の狙いは見えていた・・と思った自分が甘かった。なぜ、交代を遅らせて選手を疲弊させたのでしょうか。ラスト10分くらいで切っても良いカードだと思いましたが。 (追記:後に岡田監督が、「大久保退場のため、替えるに替えられなくなった」とインタビューで答えていました。そういう意味から、矢野は本当に守備要員と考えていたのでしょうか?)

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、1点を取ってから攻めに来ないオマーンに対して「どうなんでしょう、オマーンはもっと攻めに来なくてよいのでしょうか」と解説者に振ることで、実は日本が第三戦の大勝で有利な位置に付けていることをさりげなくアピールしたはず。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、後半25分で「この辺りで中村に代えて鈴木という選択肢はないでしょうか」と解説者に振り、次の試合の準備をさりがなくアピール。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、「前の試合のようなリズムが感じられません」と言いながら、両サイドバックの不調をさりげなくアピール。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、「この引き分けの価値は、むしろ次の試合の結果で決まります」とふって、次の試合への関心を引っ張ると共に、リーグ戦の面白さをさりげなくアピール。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、「この結果は、最終予選にどう影響するでしょうか」と、最終予選に向けての仕上がりについて「多少とも不満がある」ことをさりげなくアピール。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、相手のPKの失敗に「まさか遠藤のPKのイメージが残っているなんて事はないとは思いますが」と言いつつ、その可能性をさりげなくアピール。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、ハーフタイムの少し間が空いた時間に、「既に最終予選のシード順にについてはAFCで決まっており」という話をして、1位抜けでも、2位抜けでもまったく関係ないということを(具体的に指摘せず)仄めかせ、それを知ってもチャンネルを変えない濃いサッカーファンに「所詮、2位抜けでも関係ない」事を知らせておく。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、「太陽はどちらにも平等です」と試合前に挟んでおき、試合の後半でオマーンが走り負けること(一方的に日本が不利なわけではない)ことを予測しておく。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、決して両チームのPKがシミュレーション気味だ等とは言わずに、「サッカーでは、こういうこともあります」と審判の判定をさりげなく批判。

○もしアナウンサーが山本さん(NHK)なら、・・・というか、NHKならこの試合を無理に煽らない。 というか、もしNHKだけが中継なら、こんな早い時間ではなく、遅い時間でも容認されたはず。

○次のタイ戦も日本は現地時間の17:20開始。日本はアウエイの3試合の開始時間がいずれも、17:00台です。こんな試合の組み方をしているから、加地や坪井、中澤(その後、帰ってきましたが)などが代表から引退するんじゃないでしょうか?

○そう思うと、日本の放送局ブースで浮かれ気味のお笑い芸人や元選手に皮肉と悲哀を感じると共に、ドーハの最終戦の後、黙りこくってしまった岡田さんの姿を思い出す。

○サッカーのスポンサーシップについては、「もっとスポンサーに尊敬が行くように」、その代わり「選手に負担をかけない(今回のような「テレビの都合」のような)」スポンサーシップのあり方をかんがえるべきではないか。



posted by BLC at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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