2008年05月29日

docomoロゴアイデンティティの続き(ブランドデザインとは何か)

昨日新コーポレートブランドロゴ画像 のロゴの話をしましたが、今日もその続きを。

新コーポレートブランドロゴ画像 ロゴには2つの問題があります。

1つは、これだけ移り変わりの大きい時代の中で、ロゴデザインだけではなく、会社名そのものも変わる可能性があります。
その度に、デザインから何から変えていたら、それこそ「為にする広告」になってしまい、資源のムダだと言うこと。

もう一つは、実は「docomo」という名前は、ある意味で会社の「エゴ」なんです。あくまで自分の名前を売りたい、と言う以上、エゴであることは変わりません。

それに対してdocomoline.jpgはお客様の「つながり」を示しており、つまり「お客様の生活価値」を示しています。

つまり、docomoは、「お客様への貢献」よりも「自己のエゴ」を大事にする思想の会社だということです。

この対局がbenesse.jpgだと思うんです。
このマークが持っているのは「お客様の幸せ」というか「人間万歳!」という思想です。
これは会社の仕事が変わっても、いつまでも変わらない志。
そうすると、会社の名前(お客様の幸せという"目的"に対する、「事業=会社名」という"手段")を変えながら、このマークを継承していくという方法がとれるのです。

そういう意味で、昨年ベネッセがつかっていた「Benesse」という社名を前面に立てたソニー風のCIジングルは疑問なんですが・・・。

つまり、ブランドとは今、会社ビジネスのデザイン(金儲け=エゴ)ではなく、「お客様の生活と幸せ、自己実現」を軸足に変えないといけないと思います。

ブランドのデザインとは、「プロダクトデザイン」でもなく、「会社デザイン」でもなく、『顧客の生活(ライフスタイル)デザイン』を考えないとならないのです。

そして、そのバックグラウンドの上に、「セールスデザイン」というか、その顧客に対して「私たちが何を出来るか」を加えてあげる。

例えば、docomoなら、
docomoline.jpgという、「お客様をつなぐ」というお客様の生活スタイルがあり、その上に

新コーポレートブランドロゴ画像という、「何処でもつながる携帯サービス」という提供価値がある。

こういう組み立てがあるはず。

 

それに対して、新しいロゴの思想には、そういうものがない!

私が新コーポレートブランドロゴ画像のCIはまったくダメだと思っているのは、まさに上記の理由です。

賛否色々あるとは思いますが、正直言うと、CIについては「志」が低くなっているのではないかと、心配しています。
(もちろん、志の低いとおもっているものにセブンイレブンもあります)



posted by BLC at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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