2005年11月24日

「街のスタンダード」について考える

新潟に行ってきました。朝早く起きて街を歩くと色々な発見がありました。
(写真は「続きを読む・・・」以降にアップします)

そして、今まで「モヤモヤ」としていたレクサスの問題が、何となく見えてきたように思えました。
レクサスの問題とは、レクサスの店舗の内装の問題です。
レクサス店の内装は、イタリアン・テイスト(と私には見えた)とモダンとを掛け合わせた感じで、それなりに「お金かかっているな感」があります。もちろん、高級店だから当たり前なのです。
しかし、私はなんとなく六本木の夜の店の様な、落ち着かない印象を受けました。

なんでだろう、と思ったのですが、新潟の街に来てその理由が分かりました。

要は、「借り物(洋風)でも、懐古(和風)でもない、街のスタンダードの美しさ」が日本には育っているということなのです。

レクサスは日本の文化的精神(不易)の、現代における現れや解釈・意味づけ(流行)になるはずのブランド。だから、単なる洋風でも、ありきたりの和風でもない、もう一つの表現があってしかるべきなのでは、と思うのです。そういう期待を込めたとき、あの内装には、お金以上の精神性(それが、また21世紀の高級を問うことになる)が感じられないのです。

しかし、レクサスは始まったばかり。Plan-So-Seeを得意とするトヨタ精神なら、きっと修正をしてくるはず。個人的に期待しています。

では、そんなことを考えさせてくれた「新潟市」の明治、大正〜昭和、平成をご覧ください。

明治期の銀行と運河の船寄せ場復元
明治

大正〜昭和期の名残をとどめる鬼(?)瓦
大正〜昭和

平成の新しい建築:新潟には水平方向の広がりが似合う
tokimesse.JPG


posted by BLC at 14:19| Comment(2) | TrackBack(1) | 本に書きそびれたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 はじめまして。長岡在住のtkです。車がすきなので用もないのに新潟のレクサスをのぞいてきました。ご意見にはまったく賛成です。と、同時にレクサスの「おもてなし」のぎこちなさとアンバランスも感じました。これからも色々とご教示ください。
Posted by tk at 2005年11月24日 16:34
こちらこそ、初めまして。長岡出身のコイデです。

> レクサスの「おもてなし」のぎこちなさ

私の家の近く(横浜市港南台)のレクサスは、駐車場の入口まで「お迎え」に出ます。しかし、その後の商談で、「ウチの車と比べてどうです?」と聞くと、相手は「・・・」。

まだ「迎えに行けと言われて行く」レベルで、その後のお客さまとのコミュニケーション(サービス)に生かされていません。

そのほかにも、「車のことについて、一緒に話が出来ない」(そもそも車が好きなのではないのか?と思うほど、他の車も含めて知らなすぎ)という問題もありました。

トヨタ出身であることは隠しようがないのだから、まずは「製品」レベルで勝負しなくてはならないのに、それが出来ていない、というのは残念でなりません。

この辺りは、今後の修正を期待しています。

  コイデ拝
Posted by コイデ at 2005年11月25日 20:53
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