2007年08月21日

ついつい買っちゃいますよね、Volvic(1liter for 10liter)

本当に暑い日が続きますね。こういうときにはどうしても「水」が欲しくなる。
でも、世界中にはもっと切実な理由で水を求める人達がいます。

皆さん、CMで既にご存じだと思いますが、ボルビックの「1liter for 10 liter キャンペーン」。
ボルビック1リットルの販売毎に、アフリカに10リットルの安全な水を送るキャンペーンです。

正確には(ボルビックのサイトから引用)

「1liter for 10liter」プログラムは、ユニセフがアフリカのマリ共和国で実施している清潔で安全な水を確保するためのプロジェクトを支援するもので、2007年7月2日から9月30日まで日本全国で展開されます。期間中、お客様のボルヴィック購入の売り上げの一部がマリ共和国で清潔で安全な水を生み出すための資金としてユニセフに寄付され、アフリカのマリ共和国で1?につき10?の水を生み出すための活動に役立てられます。

しかし、正確には(ボルビック曰く)「1liter for 10liter」は表現上のギミックだそうです
その部分を引用すると・・・

Q 1ボトルあたりの寄付金はいくら?
A ボルヴィックは、プログラムを通じて7億リットル以上の清潔で安全な水を供給することを目標としており、ユニセフへの支援規模は約4000万円程度を見込んでプログラムをスタートしています。
本プログラムはアフリカの水と衛生に関する問題への消費者の皆様の関心と理解を高めることが目標の一つとして掲げられています。
プログラムに参加頂いた際の貢献をよりご理解いただくために「1liter for 10liter」という言葉で表現させていただいており、また、支援活動にも井戸の掘削の他、水と衛生に関する教育、 井戸のメンテナンスやトレーニングなど幅広い活動が含まれておりますので、1Lあたりの支援額を算出することは適切でないと考えています。


そこで、勝手に計算してみました。
井戸水7億リットルは、「1liter for 10liter」としてボルビック7千万リットルに相当します。
これで支援額が4000万円程度ということですから、ボルビック1リットル辺りに直すと、約0.57円です。
ちなみに、ボルビックの1リットルをネット上で見ると、かなりの安値で買って150円。売価の0.38%くらいです。

たぶん、これくらいだと最近はやっているベタ付けのマスコットと同じ程度でしょう。
もし売上げが伸びたら、この額は更に下がるはずです。なぜなら、ボルビックの「1liter for 10liter」は目標の表現であり、確約しているのは「4000万円という支援規模」ですからね。ベタ付けマスコットは(例え割合が少なくても)変動費がかかりますから。

別に非難しているわけではありません。
むしろ、素晴らしいと思って紹介しています。

私、昔(6年ほど前)、博報堂の方々とソーシャルマーケティングを研究していました。こういうチャリティキャンペーンも考え、内々には発表していました。(ちなみに、ブランドとNPOみたいな記事を書いたこともありました
しかし、その頃は全くと言って良いほど反応がありませんでした。
せいぜい企業の広報予算としてのメセナとしてしか考えて貰えず、「消費者キャンペーン」などはまったく興味を示して貰えなかったのです。

ようやく、ソーシャルマーケティングを商品ブランドのマーケティング(企業ではなく)に展開する企業ができたことは大変、嬉しいことです。

皆さんもそう思いませんか?
そう思われたら、今日はボルビックにしませんか?!



posted by BLC at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 不易流行通信番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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