2007年08月03日

徳島の小さな親善大使 「遊山箱」 発売開始!

 

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昨年の秋・・・というからもうすぐ一年経ちます。
私は地域ブランドアドバイザーとして、徳島に伺っておりました。
得意先は徳島県木竹工業協同組合連合会。
ここでブランドづくり、具体的にはブランドを具体的に表す商品コンセプトの開発が私に任された仕事で、月に2回、徳島に入り、ファシリテーターとして会議に参加しました。

徳島には技術があります。しかし、技術があるだけでは市場に届かない・・。
では、市場にどう届けるのか、こそがテーマでした。

実際、家具の世界は極端な西高東低。皆さんもご存じの通り、イタリア家具は雑誌にも特集され、高いブランド性と市場(売り場)を獲得しています。
それにくらべて日本の家具は?

実際、首都圏最大の家具販売小売りである大塚家具に行くと、日本の家具ブランドの扱いは低いものです。
イタリア家具=北欧家具>>大塚家具(小売りブランド)>>>日本家具
というイメージです。
実際に「日本の家具」というコーナーがあるのですが、コーナーも狭い上に、いかにも「民芸家具でござい」という家具が並んでいます。

そこで、皆さんと徹底的に話し合って作った商品アイデアが「遊山箱」。江戸時代のお弁当箱です。
コンセプトは「徳島の小さな親善大使」。徳島の磨きの技術を見せるために、あえて「小さく」、「飾りやすく」、「購入しやすい」商品を目指しました。
家具(特に徳島が得意とする高級家具)は、買っても一生に1度か2度。普段、目にも手にも触れることがないのです。人は親しみのない商品は買わないはず。
遊山箱なら、例えば普通の家具売り場のテーブル上の飾りとしても、あるいはキッチン売り場の飾りとしても置いてもらえる。もちろん、インテリアショップでも。

コンセプトがまとまったのが、3ヶ月後の12月26日。その日、デザイナーにコンセプトは手渡されました。

そしてとうとう、その遊山箱が完成したのです!
ジャ、ジャーン。

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(クリックすると拡大します)

作者のnosignerさんからのメッセージです。

徳島の伝統的な弁当箱、「遊山箱」のリ・デザインです。
遊山箱には外箱があるため、持つためには大きなハンドルが必要で、
食べるためには内箱を取り出さなければなりません。
遊山箱特有の使われ方を、いかに自然な形でデザインするかに留意しました。

Sumiのデザインでは、伝統的な遊山箱の側面の開口に注目し、
開口の位置を箱の隅の位置に移動させることにより、
従来の遊山箱ではできなかった片手での内箱の出し入れの実現、
蓋の取手の納まり、ハンドルの収まりを解決しています。

隅を切り落としたような特徴的な形は、機能性の実現だけでなく、
徳島の木工技術と新しいデザインへの挑戦を象徴する形となっています。

Gマークの一次も通過、二次のプレゼンテーションを準備しています

価格は26800円。(私は、第一号の購入者です)

問題は「販路がない」こと。せっかく、「扱いやすい」ように作ったのですが、扱い店がありません。
ぜひ、皆さんの力でご紹介下さい。
なお、もし「欲しい!」という方がおられましたら(本当に良い品ですよ)、私が注文を繋ぎますので、私までご連絡を。

宜しくお願いします。



posted by BLC at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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