2010年06月19日

『お客様を素敵にするビジネス(仮)』 原稿公開 第4回

現在、執筆中の『お客様を素敵にするビジネス〜Branding in Next Decade』(仮題)の初稿原稿です。
まだ初稿ですので、皆さんのご意見を戴きながら手直しをしていきたいと思います。どうぞコメントか、あるいはメールください。
御礼として、出版時に献本させて頂きます。

○全体の構成は「序章」+「本文6章」+「終章」です。

○今回は「序章」の4/8回目です。
(8回までを毎日18時前後に投稿します)

第1回第2回第3回
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「マーケティング」と「ブランディング」

 

 この言葉も混乱を呼びやすい言葉です。これも私の経験から分かりやすい形で定義させて頂きたいと思います。

 

 マーケティングとは、ビジネスの為に「やれることはとにかく徹底して何でもやる」ということです。ただ、それだけ。ただし、それを徹底するのがいかに困難なことか。

 皆さんの普段の仕事を考えてみましょう。皆さんの仕事は「決まりきったカタチ」をたどることが多くありませんか。業種で決まる仕事、自社の商品・サービスで決まる仕事、その商品・サービスの流通慣行で決まる仕事など、仕事の多くは過去の慣性(惰性)が支配しています。その慣性にたいして「それで良いのか」、「もっとやれることはないのか」と考えるのがマーケティングです。マーケティングというと「調査」あるいは「流通・販売」のことと単純に考えられやすいです。それは「やれること」とはいったい何だと突き詰めるには、市場や競合を調査するしかありません。また、それを実現するには実現するための手段が必要で、その為には「流通・販売」は欠くことができないからです。

 マーケティングにとって調査や流通・販売は手段です。その本質は、何ができるか、やり忘れていることはないか、もっとできることはないかと貪欲に考え実行することです。

 

 それに対してブランディングとは、ビジネスの中で「やるべきでないことは絶対にやらない」ということです。正確に言えば「やるべきこと/やるべきでないことを明確にし、全員でそれを守る」ことです。

 従って、ブランディングにとって重要なのはポリシーや信条であり、またそれを組織内で徹底するための社内教育・意識徹底(インナーブランディングとも言われます)なのです。今までのブランドづくりでは広告宣伝やPRといった対外的なコミュニケーションに重点が置かれてきましたが、それはブランドづくりの2つの作業の内の「ブランド」作業に過ぎません。もう一つの作業「ブランディング」では内部へのコミュニケーションの方が重要になります。内部へのコミュニケーションであるブランディングと、外部へのコミュニケーションであるブランドが両輪となってブランドづくりが進んでいくのです。

 

「シェア(マーケティング)」と「ブランド(マーケティング)」(続く)

posted by BLC at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お客様を素敵にするビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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