2010年05月26日

自由出版業の挑戦(1)「自分で書いて、自分で造り、自分で売る」

昨日、株式会社アゴラブックスが主催する『成功する電子書籍ビジネス』というセミナーに参加しました。iPadの発売を金曜日に控え、108名が定員の会議室は満杯。テレビ東京のワールドビジネスサテライトも取材に入っていました。

お話しの方は、リアルな書籍と電子書籍の簡単な収支モデルを検討し、そのビジネスのカタチを探ろうというもの。電子書籍ビジネスについては、
●今までの書籍ビジネスに於ける固定費(印税、デザイン、営業費)を徹底的に抑え込めば(これは痛みの部分)、かなり小資本でも参入可能で(これは夢の部分)、ある程度の期間の後には(5年から10年)リアル書籍のビジネスに迫る可能性がある・・・
とのこと。要約すれば、「自分で書いて、自分で造り、自分で売れ」ば、電子書籍は誰にでも参入可能と言うことです。イメージとしてはiPhoneの「App Store」に近いでしょうか。電子出版の配信・決済システム使用料は定価の30%ですから、すべて自分で引き受ければ売り上げの70%を手にすることが出来ます。
仮に450円で1000部販売するとすると、売り上げは450,000円。収入は315,000円です。年に6冊発売すると1,890,000円。ウチの会社のように「コンサルティング」というメインビジネスがある場合、充分に採算が取れます。

これは今、私が「自由出版」として考えていたことと基本的に同じです。
自由出版は電子出版だけではなく、リアル書籍の出版も目指していますので、その点は異なります。しかし、基本は一緒。
アマゾンの「e託」という販売システムを使うと、委託費用は40%(倉庫機能や発送機能が含まれていることを考えれば、まあリーズナブル)。
仮に1,200円で2,000部とすると、売り上げが2,400,000円で、収入が1,440,000円。たぶん、印刷費をかなり抑えても利益が出るかどうか。
ただし、先にも述べたように私の主たる業務はブランドのコンサルティングにあります。ですから、その考え方を伝えるコミュニケーションツールと考えれば良いわけで、その点が楽かも知れません。

いずれにしろ、「自分で書いて、自分で造り、自分で売る」という既に考えていた方向性を電子書籍という視点から確認できました。

そして、このセミナーで話されてた「もう一つのヒント」が、予定を変更して「ブランディング講座」ではなく、次の本の原稿を公開していこう」と思った理由なのですが、それについてはまた明日のブログで。


posted by BLC at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 自由出版について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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