2008年06月30日

比較的、組み合わせに恵まれましたね。ワールドカップ最終予選。

サッカーの話しばかり書いていましたが、とりあえずこれが最後です。

もちろん、お断りしておきたいのは、「組み合わせが良い」ことと「簡単に勝ち抜け出来る」ことは全く別。3次予選でさえ(他のシード国も含めて)勝ち抜くことに苦労をしているのです。簡単な予選はありません。
それでも、その事実は他のチームも同じ。
そして、予選が楽勝なんて、オモシロクナイじゃありませんか。

それでも、組み合わせは「楽ではないが、良かった」、恵まれたと思っています。
以下、その理由です。
もちろん、最終予選は絶対に「厳しい」ものであることは変わりません。組み合わせが良いからと言って、予選の厳しさは変わりません。プレッシャーも働くからです。
がしかし、やはり、かなり恵まれた方なのです。


まずはシード国5ヶ国の内、2ヶ国の側(A組)に入ったことは御の字だと思います。
1990年以降のワールドカップ(つまり2010年時点で30年前)にさかのぼって、この5チーム以外にアジアを勝ち抜いたのは、1990年のUAE(日本と異なる組にいます)と、2002年の中国(3次予選敗退)だけです。
しかも、昔のセントラル開催(1993年のドーハなど)と異なり、現在のホーム&アウエイ方式は今年の9月から来年の6月までの長丁場。この1年間を戦い続けるノウハウでは、このシード5ヶ国とそれ以外の差はやはり大きいと言えます。
その5ヶ国の内、3ヶ国が別のB組に入り、更にUAEもおり、1966年のワールドカップイングランド大会で旋風を起こした北朝鮮も(もう意味のある結果ではありませんが)B組にいます。B組は全ての国がワールドカップ経験国なのです。しかも、全5ヶ国の出場回数合計は16回です。
一方、日本のいるA組はワールドカップの経験国は2チームだけ(オーストラリアと日本)です。この2ヶ国の出場回数合計もわずかに5回。
これが組み合わせに恵まれた一つの理由です。

第二の理由は、5ヶ国の内、隣接しているのは2ヶ国(バーレーン、カタール)だけだということ。
後は、中央アジア、東アジア、オセアニアという移動が多いのがA組です。ヨーロッパの選手が多いオーストラリアは、中東への移動の距離の短いので、トータルでは有利かも知れません。しかし、そもそもオーストラリアはアジアの最終予選に初参加。あの厳しい時差と気温の違いを経験したことがないのです。
つまり、ウチも厳しいが他も厳しい、という状態ならば、経験の多い日本にはやはり有利に働きますし、日程的にもそれほど酷くありません。

それに比べるとB組は厳しい。
例えば韓国の身になってみましょう。
最後の山の6月3連戦(6日、10日、17日)に、韓国は中東(対UAE)→ホーム(対サウジ)→中東(対イラン)という大移動を強いられる上、サウジは3連戦の初戦がお休み。つまりサウジは韓国がUAEに飛ぶ頃に東アジアで調整を始めることができ、6月のUAE(暑い)で消耗し中3日で移動してくる韓国を、体調万全で迎え撃つことができます。

この3連戦ですが。日本は、ウズベキスタン→日本→オーストラリアと移動します。
確かに移動は厳しいですが、暑さがあまり厳しくないウズベキスタン(その頃の最高気温は30度ほどだが、最低気温は16度前後)から始められるのは有り難い状況です。ここはチャーター機をしっかり準備し、帰国の便を良くすることが一番大事ではないでしょうか。

一方、オーストラリアは猛暑のカタール冬のホームに戻ってバーレーン、そして日本戦です。最後の2試合がホームでの連戦なのは楽ですが、問題なのは2戦目のバーレーン戦。バーレーンは6日に試合が無く、コンディションの良い状態でオーストラリアと対戦します。日本の2戦目は、1戦目でオーストラリアと闘ったカタールと日本のホームで対戦です。つまりカタールと日本は、同じような厳しい移動をしなくてはなりません。そういう意味でも運が良いと言えます。

A組で一番不気味なウズベキスタンについては、日本でのホームの試合(10/15)前に2試合、スカウティングするチャンスがあります。しかも、9月10日、ウズベキスタン対オーストラリア戦の日は日本はお休み。岡田監督を始めとする首脳陣が直接、試合を見ることができます。これも日程的に恵まれている点です。
ちなみに日本は、ウズベキスタンの4日後にはカタールで試合です。厳しい日程ですが、実はカタールは日本との対戦の前にオーストラリアでのアウエイ戦。日本以上に厳しい移動ですから、こういう所も日程的に恵まれていると言えます。

一番の懸念は2月11日のオーストラリア戦。日本選手はシーズンが始まっておらず、コンディションにバラツキがある時期です。その時期にホームとはいえオーストラリア(多くの選手がヨーロッパで闘っているので、シーズンの真っ最中)を迎えるのは厳しい試合です。日本がホームで勝ち点を失う可能性が一番高いと言えます。ただし、オーストラリアもキューエルが故障している可能性があり、ここらへんが微妙な所です。

もう一つの懸念は9月6日のアウエイのバーレーン戦。正直、実力的にはバーレーンと日本には大きな差があります。しかし、日本選手は夏のJリーグでかなり体力を失っているに違いありません。その疲れが悪影響を及ぼさないか?24日のリーグ中断から12日間のリカバリーが勝負です。それでも、十分な準備期間があるので、勝ち点1をシッカリ取りたいものです。

最初の発言を繰り返しますが、「組み合わせが良い」ことと「楽」とは全く別。楽な組み合わせなどシード制がある限り、あり得ません。しかし「良い組み合わせ」はあります。
しかし、それを活かせるか活かせないかは選手とチーム次第。

いずれにしろ、また痺れる季節が来ます。楽しみです。



posted by BLC at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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