2008年08月14日

何も残らなかった(と言っても過言ではない)試合

前の2試合、特にナイジェリア戦は「世界が見えた」戦いでした。
世界に追いついた戦いとは言えません。ただ、日本の良い点、悪い点がシッカリと世界の中で位置づけられた試合であり、改善に向かう試合でした。
つまり、日本得意の「改善」が問われるのが、オランダ戦だったはずです。

結果的に最小点差になったのは、オランダの出来が信じられないほど悪かったから。暑さに弱かったというレポートもありましたし、トラップを見ているとグラウンドの悪さもあったのでしょう。それでも、オランダは酷かった。

しかし、それ以上に酷かったのは日本。
結局このチームは「安田(20)」(昨日はお休み)、「内田(20)」(こちらもお休み)、「長友(21)」、「森重(21)」、「香川(19)」という個の力は確認できたものの、これらの選手(特に最初の二人)が抜けると、ほとんど機能しないというチームだ、と言われても仕方がありません。
日本の一つの可能性を見せたサイドの崩しは、安田と内田が抜けるとほとんど機能しなかったこと。これはチームとしての完成度が低かったと言えます。
相手が蹴ってくるのに対して、日本も前に焦りすぎるサッカーで、自らの優位点を自らが手放した感があります。これはA代表でも見られることですが、蹴ってくる相手に蹴り返してしまう癖があります。(典型的なのが3月のバーレーン戦)
いずれにしろ酷いという意味は、日本のチームのレベルがもともと低いということではなく、日本のチームが自ら崩れていったことにあります。

 

さて、全体を通じて残念だった点は2つです。

一つは反町監督。
既に反町監督のサッカーはつまらないという話は書きましたが、結局のところA代表や(前回の)U-20 代表と比べても、ボールの取りどころに意図が見えない、主導性が見えない。反町さんの小器用さが悪い方向に出たのか、リアクションサッカーに過ぎました。
守備的なサッカーでも主体的なサッカーは出来ます。しかし、反町さんのサッカーは、相手に合わせすぎたように思います。「何をしたいのか分からない」というのが正直な感想です。

もう一つは、85年組(23歳)、86年組(22歳)の選手。
上に上げた選手は皆、21歳以下の選手です。つまり最近、選ばれた選手。それに対して85・86年組はこのチームの立ち上げ時からいる選手で、かつ年齢的にも完成に近づく年代。谷口の場合は、ずっと選ばれなかったとも言えますが、本田圭祐は?梶山洋平は?本田拓也は?あるいは平山相太は?

正直なところ、私の日本サッカーに対する楽観は、梅崎(浦和)、柏木(広島)、金崎(大分)、柿谷(C大阪)などの存在であり、つまりは87年以降生まれの選手に素晴らしい素材がいることです。つまりアテネ以来の谷間(一部、谷底と呼ばれている)の時代は終わると思っているからです。

ただ、85・86年組にはリベンジを期待したい!
アテネ年代は、闘莉王、松井、駒野、啓太、今野、長谷部、川島、寿人などA代表で力を見せ始めています。そして何よりリベンジ王は中村俊輔。ぜひ、85・86年組には頑張って貰いたいと思います。



posted by BLC at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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