2008年06月11日

「折った指を開かなくてはならない」by NHK山本解説員

先日、「もし、NHKの山本さんなら・・・」と言うネタを振ってみましたが、やはりホンモノはホンモノでした。

本日の朝のニュース番組は、いずれも「日本水連の水着オープン化決定」を大々的に報道していました。
(各局ともコメンテーターはバラバラな発言をしていましたが)局の立場の人間は、「これで日本のメダルラッシュが期待できます」との方向、みのもんた氏に至っては「これで惨敗したら、どういうつもりでしょうね」とコメント。そして、それに加えて「選手よりもハイテクの時代になって、何か味気ない・・・」というありきたりのコメントばかりでした。

それに対して、今朝のNHKニュースの山本さんのコメントは・・・、

○ハイテクによって「決定的に競技の高速化が進んだ具体的な例」として『スラップスケート』の例を紹介し、その導入の際に日本選手が完全に道具の進化への対応が遅れた過去を紹介。そして、その際に敗因は「道具の差」ではなく、「真の勝利者は、新しい道具ではなくて、新しい道具に合わせた新しい技術を開発した選手」であることを紹介。

○このスピードのレーザーレーサーがまだ供給不足であることを紹介。従って、全てのライバルが着用しているわけではないが、これから「スピードレーサーがデファクトになる」ことで、現在着用していないライバル選手も堰を切って着用するため、混戦の状況はなんら変わらないことを紹介。

これによって(タイトルにもあるように)、「メダルが幾つ取れるかと(楽観的に)折った指を、もう一度、開いてみなくてはなりません」と警告しているのです。

ただ、山本さんのえらい所は、「悲観」ではなく「ここからが勝負」と解説していること。まさに、北島選手が言っていたように「泳ぐのは選手」であり、その競争に「新しい局面=高速化への対応」が鍵になっていくことを指摘しているのです。

ほとんどのテレビ局が(北島選手が批判した)「魔法の水着」ネタに集中しているときに、この「スポーツの競技技術」を中心においた解説。
山本さんが「本当のスポーツ好き」であることを示してくれました。
朝から気持ちが晴れる(ええ、実は今日は完徹で寝てないので、一層そう感じます)山本さんでした。

この機会に、山本さんの名文句に触れたい方はこちらへ!
山本浩アナウンサーの実況中継オープニング名ゼリフ
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山本浩アナウンサーフランス大会予選編 -2-
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posted by BLC at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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