2008年06月30日

比較的、組み合わせに恵まれましたね。ワールドカップ最終予選。

サッカーの話しばかり書いていましたが、とりあえずこれが最後です。

もちろん、お断りしておきたいのは、「組み合わせが良い」ことと「簡単に勝ち抜け出来る」ことは全く別。3次予選でさえ(他のシード国も含めて)勝ち抜くことに苦労をしているのです。簡単な予選はありません。
それでも、その事実は他のチームも同じ。
そして、予選が楽勝なんて、オモシロクナイじゃありませんか。

それでも、組み合わせは「楽ではないが、良かった」、恵まれたと思っています。
以下、その理由です。
もちろん、最終予選は絶対に「厳しい」ものであることは変わりません。組み合わせが良いからと言って、予選の厳しさは変わりません。プレッシャーも働くからです。
がしかし、やはり、かなり恵まれた方なのです。

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2008年06月29日

岡田ジャパン独特のポストプレー(図解解説入り)

今回は気合いが入っていますよ。(なにせ、総図解入り記事ですから) 

オマーン戦の戦評、あるいはユーロの戦評で、何回か「岡田監督には(トルシェにもオシムにもない)独自のポストプレイがある」という事を述べてきました。
今回は、それを解説したいと思います。

なお、この記事はちまたに多い「お父さんコーチ」に捧げます。
サッカーの戦術とは、選手の並び方を数える(4-5-1が良いとか、3-5-2が良いとか)ことから始まるわけではありません。選手が動きの中で、どう体を使うかが一番の基本。その体の使い方から来る戦術です。

なお、あまりにも長いので、全文は「追記」の方にまわしますが、いちおう「こういった図入り」で書いています。

クリックすると拡大します

基本的にサッカーに興味のない人には、ぜんぜんオモシロクナイ内容ですので、以下は全て「追記」に回します。
もし、サッカーに興味があったらぜひご覧ください。

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2008年06月27日

Euroも残すはあと一試合(3位決定戦は無いんだぁ):ドイツvsトルコ、スペインvsロシア

悔しいのでアジアカップとは比べませんが、確実に2004年より盛り上がりましたEuro 2008。
これも悔しいので比べませんが、やはりワールドカップの32チームは多すぎますね。(もちろん、これが世界中へのワールドカップの浸透に貢献しているのは事実でしょうが)

どちらかといえばアウトサイダーと思われていたトルコ、ロシア、(クロアチア)等が(前回のギリシャと異なり)堂々としたアタッキングサッカーと闘う魂を見せてくれたのが素晴らしかったです。
特に、準決勝の対ドイツ戦で、(前の試合から4人の出場停止と5人のけが人を抱えた)トルコが86分に同点に追いついた時には、またもミラクル・ターキーの再来かと思いましたが、最後はマークの足がついていきませんでしたね。 やはり9人が欠けたことは闘う心だけでは埋めきれませんでした。

2試合目のスペインvsロシアは、戦前の予想と異なる硬直した前半、そして一方的な後半。しかし、その試合の残念さを「岡田監督+新藤さん」のゲーム解説が救うという大変興味深い展開に。
特に、ビジャの交代(理由は怪我)による試合の変化について、の解説が面白かったです。
スタジオのミッシェルさんが「ビジャが抜けて、トップにボールが入らなくなる」と、その交代をマイナスに評価していました。それに対し、岡田さんは「ビジャにボールが入ると言っても、常に相手を背負っている」、「斜め前に出てボールを受けなくてはいけない」と返していました。
実は、ここに岡田さんの「トップにボールを入れる」際の考え方がハッキリ出ていましたね。ミッシェルさんのポストプレーの方が、所謂「教科書的なポストプレー」で、一方の岡田さんのポストプレーこそが、彼の特徴が表れています。
このプレーは「オマーン戦の戦評」(ここをクリックしてください)の2段目を見てください。私はフィールド全体の中で「斜めに下がる」と表現し、岡田監督は選手自身の視点から「斜め前に出る」と表現していますが、動き自体は同じです。

このトップの動きは、トルシェも、ジーコも、オシムもやっていなかったポストプレーで、岡田流「考えて動くサッカー」なわけです。(かなり守備を考えているので、気に入らない人もいるかもしれませんが)、もっとこの岡田流は評価されて良いのでは、というか少なくとも話題にされて良いのでは・・と思います。少なくとも、「考えて動く」と良いながら、オシム流考えて動くサッカーだけを可とする評者が多いのは、評者自身が「考えて書こうよ」と思ってしまいます。

以下、こぼれ話(というか、くだらない思い出話)・・・

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2008年06月26日

たま(多摩)には可愛いモノ!をご紹介。

たまたま新橋のコンコース(地下鉄からJRに向かう地下コンコース)で可愛いモノを見つけました。

この地下コンコースは、怪しい販売も多く、一度も期待したことがない・・・つまり、ただ通り過ぎるだけの場所だったのですが・・・。

まずは可愛い商品群を。
猫好きにはたまらないラインナップ。全て革製です。
(すべての写真はクリックすると拡大します)

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ボヘミアンな猫は       「ネコ作家」の手づくり

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こんな小さなバッグに    こんな可愛い仕掛けが

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キップばさみや        留め具デザインもGOOD

ちなみに、作家さんの工房はその名もアトリエキャッツ。
下のロゴをクリックすると、作家さんのHPに飛びます。

工房は西東京市(つまり多摩地区)にあります。

 

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2008年06月23日

あまりにも、情報量が凄すぎて・・・(昔はえらいお金を払ったんですよ)

私はオジサンですので、若い人を捕まえて「若い頃は・・・」などという話を、もう恥ずかしげもなくいたします。
その中でも、「昔は如何に情報を取ってくるのが大変だったか」という話が大半。今でも店舗の棚や店内レイアウトの撮影に四苦八苦しておりますが、昔から「いつか捕まるんじゃないか」(実際、、イギリスで捕まって、その場でフィルムを没収されました)と戦々恐々しております。

そういった中で苦労したのが「折り込みチラシの収集」。

折り込みチラシには、お店の戦術がたっぷり詰まっていますので貴重な情報源ですが、一方で収集が大変な媒体。なにせ地域が細かく分かれているので・・・。
ですから「チラシ収集専門のリサーチ会社」なんてのもありまして、ずいぶんと高いお金を払ったものです。

ところが、ネット時代になると全ての価値がひっくり返る。
なんと、全国のチラシがデスクトップでチェックできるのです!!
苦労した人には、この驚きがきっと分かるはずです。


(クリックするとつながります)

どうなったかなあ?あの調査会社・・・。

 

 

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2008年06月18日

続くか、郵便局のコミュニケーション!? (自戒も込めて)

昨日の記事への続きの意味も込めて・・・。

本日、郵便局で見つけたフリーペーパー、「モヨリノ」。
クリックすると拡大します
「郵便局ではじまる季節の情報マガジン モヨリノ」

今までの郵便局の暇つぶし(そう、窓口で待たされるので暇つぶしが必要なのだ)は「ふるさと(特産品)ゆうパック」のご案内。あれはあれで愉しいのだが、チラシ一枚一枚抜く姿もなさけない。
しかも記事が中心という意味では、適度な薄さ(40〜50ページというのは、広告も含むとちょうど良い長さかもしれない)も相まって、体裁としては良いのではないか。
我が家が愛する「Ku:nel」「うかたま」風のデザインも、現代的だ。瀬戸朝香のインタビューを巻頭に持ってくるところは、感覚として古い感じもするが、まあR−25なんかもインタビューがメインなので、この辺りはフリーペーパーの王道なのかもしれない。

内容も、「広告ページ」、「記事体広告ページ」、「通常の記事ページ」がハッキリと判りやすく分かれているのが好感できるし、記事のターゲット(40代半ば〜60代と推測)も絞り込めている気がする。(ただ、そうすると好ましいと感じている表紙デザインは少し若向けか?)改めて、最近のフリーペーパーの作りの良さに感動してしまう。

実は、首都圏の郵便局は、このモヨリノ(郵便局株式会社発行)だけではなく、『かしこ』(そう、かしこという同じ名前)という「郵便局とあなたをつなぐ情報誌」(こちらは東京法規出版発行)というフリーペーパーが出ている。

クリックすると拡大します
実は「かしこ」つながりで、監修者の井上明美さんから編集部経由でバックナンバーを全刊送ってもらったのだが、こちらもよく出来ている。(これは東京、神奈川、千葉、埼玉限定)

で、何でこの記事を書いているかというと、実は猛烈な自戒を感じているからである。
「コミュニケーションによるアイデンティティの本質は継続」にあるとおもう。かっこいいことは言えるけど、それを継続するから信頼が生まれる。
こういう試みの先駆は民営化したJRだと思うが(例えばJR東日本のトランヴェールなど)、結局、継続こそが「アティチュード」なのである。

郵便局が変わったかどうか、この「モヨリノ」と「かしこ」が続くかどうかで、結構、見えてくるかも知れない。
実は私、完全民営化した以降の郵便局はあまりつかっていない。正直言えば、大切なチケットを長岡から東京に送ったときに、全部で4日もかかり、面目を潰されたからだ。
完全民営化後、かえって郵便局のサービスが低下したという話は私の周囲からも聞く。そんな疑問への回答が今後載ったら、もっと「アティチュード」が見えると思うが・・・。(まあ、それは無理か)

いずれにしろ、損して得取れではないが、こういうフリーペーパーの継続的な発行(別に紙でなくても良い、場合によってはWebでも良いのだ)にこそ、企業の「アティチュード」の表れる。昨日のトヨタへの批判は、まさに、こういう文脈の中での批判なのである。

そう考えたときに、すっかり『不易流行通信』のペーパー版発行をサボっている自分も批判されなくてはならないわけで・・・。タイトル通り自戒しております。
今、ちょっとトラブルで作成していませんが、少なくともまずは年2回を目指して再開を目指しますので、お許しを。

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2008年06月17日

「結局、広告なんじゃん」と言われない為に・・・

今日の朝のコマーシャル2題。

まずビックリしたのはトヨタの「あしたのハーモニー」という、同社のエコロジーの取組の広告シリーズ。
最新作は友近がトヨタのプラグインハイブリッドを紹介している広告です。
でも、驚いたのはプラグインハイブリッドでも、友近でもなく、一番最後に出た「最終号」という言葉。
実は、この広告は今流行のWeb連動広告で、Web上ではタモリを編集長にした『あしたのハーモニー』というwebマガジンを発行しているのです。サイトは→こちら

エコロジーの活動は、まさに「持続可能」の為の活動のはず。だったら「たった1年間で最終号ってなによ」と言われてもどうしようもない。結局、「タモリ(その他、タレント)」を使って「流行のエコ」で、「認知獲得」だけが目標だったんじゃないの・・・と。

実はWeb上で「最終号」だと確認している最中に、もう一つのコマーシャルが流れました。
それがVolvic(1liter for 10liter)キャンペーンの広告。Webサイトは→こちら
こちらは以前にもこのブログで紹介しました。
こちらは「1年間の成果の報告」「2008年の活動目標」の紹介。

昔、ナイキの方から「ブランドはアティチュード(姿勢・態度)だ」と聞きました。
ボルビックもたぶん、そういう意識であり、それがたまたま広告に出てきただけだという広告の作り方です。

それに対して(例え、トヨタがエコに取り組んでいようとも)、トヨタの場合は「まず広告から考えた」という感じがものすごく感じられますし、それが「日本の広告の現状」なのではないかと思います。

「広告はエゴで結構」という開き直りを感じてしまうのです。

先にも書いたように、これからの広告にとって

「エゴ(一企業の営利追求)を社会化・コミュニティ化する(多様な視点を持つ人々の関心事にする)という方法は、これから重要になる。

と思います。

結局、「認知」しか重要な指標を持たない(それ以外の指標を設定できるが、本当にそれをトラッキングしているかは疑問)広告の限界であろうと言われも仕方がない。
それは広告会社の責任だけでなく、広告主側にも「アティチュード」が不足しているのだと思います。

少し、残念なトヨタの「最終回告知」広告でした。

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2008年06月12日

Euro開幕!

仕事が忙しく、毎晩、徹夜になります。
ただ、そのおかげで(チラ見になりますが)Euro2008の試合を見ることができます。

今年は(本来、慎重に入る第一戦目)での引き分けが極端に少なく(8試合中1試合)、また2点差以上の試合が8試合中5試合と、面白い試合が続いています。

で、気になるのが日本代表との差。
一番気にあるのが20分程度経った時間でのチームの修正です。
日本の場合、最近の数試合に見られるように、最初の時間が良かった後、相手に合わせられる。あるいは、出だしに押しまくられて、過ごしずつ相手のペースが落ちる、ということで試合が変化します。

しかし、例えば今、チェコとポルトガルを見ているのですが、最初はポルトガルペース。チェコもはりきって前からディフェンスに行くのですが、ポルトガルはチェコのDFラインとチェイスをかけたチェコのFWラインの間をうまくつくってサイドから攻めていきます。

そうすると15分過ぎくらいから、チェコはボールの奪取ポイントをハーフウエイから5ないし10mのサイドと、そこからFWに入る縦パス(ペナルティエリアの延長線上)の2箇所に設定。
DFの4枚と、中盤の3枚(この3枚はボールサイドにムービングをかける)の2ラインをしっかりとつくってきます。そして、ボールサイドに中盤の前目を一人おいて(奪ったボールをここにつなぐ。逆サイドのミッドフィールダーが絞ってくる感じ)、更にその先のフォワードの2人が動いて崩すという方法をとってきます。
チェコのペースになったのは、ポルトガルの有効な攻めの起点をサイドの相手サイド15m程度の位置と読んで、そこに対応するラインと、スペースを潰すラインの2ラインを明確にしたところだと思います。

ちなみにコメンテーターの城さんは「チェコは前でプレッシャーを」と言っていましたが、決して日本が見せるラグビーで言うところの10mラインから22mラインの間のチェイスではないですよね。
この辺りはもう少し、解説をガンバって欲しいなと思います。
(余談ですが、ポルトガルが2点目。やり方を変えたのか・・・仕事中で観ている範囲では分からず。たぶん、サイドから一旦、中央(センターサークルから少し前目あたり)にポイントをつくったのでは、と推測)

何故かというと、解説者には「煽り」だけでなく、「サッカープレイヤーやコーチのためのヒント」を与えて欲しいからです。
いま、サッカーの底辺が広がっている。そうすると、どうしてもコーチが足りなくなります。私自身、中学、高校、大学と部活動をやってきましたし、中学では県で準優勝、高校でも自分たちの代で県のベスト4まで言っていますが、常任の監督・コーチは無し。大学でも(大学は4部ですが)いませんでした。
だから、コーチの重要さはよく知っています。それで、できるだけ「体の使い方や向き」と「選手のポジショニング(ポジションではなく、試合の流れの中でどう動くか)を中心にして、試合評を書くようにしています。
ボールの扱い技術は天性や、どれだけ早く始めたかで決まります。しかし、「体の使い方やポジショニング」は後からでも指導できるからです。

しかも、「体の使い方」は単なる戦術オタク(4-5-1がすべてとか言っている人)ではなく、現実の選手指導に役立つからです。

例えば、スエーデンの選手で見習うべきは、ボールのトラップを足の前ではなく、わざと「体が横になるまでボールを引いてトラップする」こと。体の大きな選手がボールをキープしつつ、次のプレーの展開幅を拡げる上で極めて有効なプレーです。
スエーデンの後方からのサイドチェンジの有効性は、実はこのトラップから始まっています。
日本の選手のワントラップ目は技術なんですが、ヨーロッパでは「戦術」なんですね。
ちなみに日本のDFのヘタさ(ドリブル対応と、サイドでの甘さ)も、守備技術だと思っているからだと疑っています。ちなみに中学生の時に、それこそ穴があくほど読んだイングランドのサッカー教程の本には、日本で守備技術として教えられていたもののほとんどは「守備における個人戦術」として教えていました。

また、スペインかロシアだと思いますが、フォロースルーをせずに、インパクトで止めるサイドチェンジのロングキックのけり方。これは低くて早いサイドチェンジを支える技術なんです。

昔のサッカー解説者は視聴者が「プレーヤー」だったこともあり、こういう説明がしっかりしていました。
そういう意味で、いま日本には良い解説指導者はいないといっても過言ではありません。

ガンバレ!(まだ、試合は終わっていない)

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2008年06月11日

「折った指を開かなくてはならない」by NHK山本解説員

先日、「もし、NHKの山本さんなら・・・」と言うネタを振ってみましたが、やはりホンモノはホンモノでした。

本日の朝のニュース番組は、いずれも「日本水連の水着オープン化決定」を大々的に報道していました。
(各局ともコメンテーターはバラバラな発言をしていましたが)局の立場の人間は、「これで日本のメダルラッシュが期待できます」との方向、みのもんた氏に至っては「これで惨敗したら、どういうつもりでしょうね」とコメント。そして、それに加えて「選手よりもハイテクの時代になって、何か味気ない・・・」というありきたりのコメントばかりでした。

それに対して、今朝のNHKニュースの山本さんのコメントは・・・、

○ハイテクによって「決定的に競技の高速化が進んだ具体的な例」として『スラップスケート』の例を紹介し、その導入の際に日本選手が完全に道具の進化への対応が遅れた過去を紹介。そして、その際に敗因は「道具の差」ではなく、「真の勝利者は、新しい道具ではなくて、新しい道具に合わせた新しい技術を開発した選手」であることを紹介。

○このスピードのレーザーレーサーがまだ供給不足であることを紹介。従って、全てのライバルが着用しているわけではないが、これから「スピードレーサーがデファクトになる」ことで、現在着用していないライバル選手も堰を切って着用するため、混戦の状況はなんら変わらないことを紹介。

これによって(タイトルにもあるように)、「メダルが幾つ取れるかと(楽観的に)折った指を、もう一度、開いてみなくてはなりません」と警告しているのです。

ただ、山本さんのえらい所は、「悲観」ではなく「ここからが勝負」と解説していること。まさに、北島選手が言っていたように「泳ぐのは選手」であり、その競争に「新しい局面=高速化への対応」が鍵になっていくことを指摘しているのです。

ほとんどのテレビ局が(北島選手が批判した)「魔法の水着」ネタに集中しているときに、この「スポーツの競技技術」を中心においた解説。
山本さんが「本当のスポーツ好き」であることを示してくれました。
朝から気持ちが晴れる(ええ、実は今日は完徹で寝てないので、一層そう感じます)山本さんでした。

この機会に、山本さんの名文句に触れたい方はこちらへ!
山本浩アナウンサーの実況中継オープニング名ゼリフ
山本浩アナウンサーフランス大会予選編
山本浩アナウンサーフランス大会予選編 -2-
山本浩アナウンサーその名文句と大暴走

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2008年06月09日

「スポンサーシップ」の価値を見直したい

ちょっとマーケティング的に重要なので、サッカー日本代表ネタの追記として。

日本の広告代理店は、基本的に「メディア会社(新聞、雑誌、そしてテレビへ)の代理店」として歩んできました。そこには、「独占的なスペースを売る(メディアは許認可型(テレビ、ラジオ)にしろ、自由経済型(新聞)にしろ寡占形態が多い)」という商売で成り立っています。

そもそもスポンサーシップは、「独占」と「視聴率(あるいは発行量)」で成り立っているわけです。
そして、その為には「排除」と「煽り」が発達しているわけです。

そういう仕組みが分かっている電通さんは、だから「ISL」(オリンピックの五輪マークを最初に「商標登録」をした会社。ワールドカップの独占的広告権を仕切り、パッケージ商品化したことでも有名。既に破綻)をつくりました。

しかし先週末は、このスポンサーシップビジネス(排除と煽り)に、ちょっと棹さす事が起こりました。

○どう考えても、選手の生命生活を考えていない試合開始時間
○所属会社社員と、アスリートである事の狭間で悩む選手
○Hey! Say! Jump!よりも格好良かったし、視聴者を感動させた選手
○でもHey! Say! Jump!なんかの煽りが見たくなくて大事な試合を見逃した視聴者(私だ!)
○(少し前ですが)独占スポンサーなのに、聖火リレーに距離を置く

私自身は、そろそろスポンサーシップについて考えるべき時期が来たのではないかと思います。
単に「露出度」だけを指標にするのではなく、「顧客がスポンサーに感謝する(スポンサーが顧客に感謝するの誤植ではない)」ようなプログラムは無いのでしょうか?
そうでないと、いつかスポンサーシップビジネスは壁にぶつかる気がします。

そういう例は(小さくは)出現していると思うのです。

例えば「アルビレックス新潟」と「ローソン」の関係。(詳しくは「ココ」を)
Jリーグ(の地方チーム)では、こういう話はけっこう転がっています。

あるいは、某社がある少年大会のスポンサーになったときのことです。
(※もうスポンサーをされていないそうです。ですから、これからの話は私個人の過大評価かも知れないことをご承知おきください)
元々は、お付き合いからスポンサーになったらしいのですが、「コーチ」に注目して、彼らをサポートしてあげることを考えたことで、通常は販促用の小冊子に大変な追加注文が来たのだとか。その小冊子は既に「登録選手分」は配布完了していたので、実に大変なことになったのです。

かなり前になりますが、首都高速道路公団(はい、もうありません)の「料金値上げ広報」に取り組んだときも、そうでした。
「広告を議論の場」として、「広告のスペースは誰にも邪魔されずお客様と向かい合う窓」と位置づけたことで、それまで「1000人単位」もいたフリーラーダーズクラブ(値上げ支払い拒否)が、その時には「1人だけ」になったのです。

 

こういった「エゴ(一企業の営利追求)を社会化・コミュニティ化する(多様な視点を持つ人々の関心事にする)という方法は、これから重要になると思います。

もちろん、その場合は「一試合のスポンサー権を切り売り」するという方法は使えないでしょう。(この方法は、スポンサー権が高価すぎるため、考えられた方法だと思われる)
しかし、「(実効性のある)尊敬されるスポンサーシップ」が成り立てば、その分のプレミアム価格を企業は甘受してくれるのではないでしょうか。

サポーターであるスポンサーにサポーターがつくプログラム。
「煽り」があきられつつある今(見てもいないのに「マジックアワー」に冷ややかな目をする人が周りに多いのです)、広告会社が次に考えないとならない課題ではないか、と私は思います。

posted by BLC at 13:35| Comment(2) | TrackBack(1) | 不易流行通信番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

順当な内容、想定内の結果

日本1−1オマーンでしたね。
TBSは煽っていました(それは視聴率があるから)が、本来は負けても後がある試合でした。なので引き分けはもっと評価しても良いのに・・・。

むしろ、問題はこの試合の開始時間。オマーン現地時間の17:15(日本時間22:15)開始。一方、バーレーン(ホーム)vsタイの試合は19:30(日本時間(日本時間25:30)開始。ちなみにバーレーンとの時差が6時間、オマーンとの時差が5時間ですから、日本戦を「まともな」時間に開始していたら、24:15試合開始でした。
放送中に「過酷な環境」と繰り返していましたが、その過酷な環境を強いているのは日本のメディアと広告主だという矛盾。(経済的に仕方がないとはいえ)
いくら次の試合が1週間後とはいえ、オマーンの選手もたまったものではないでしょう。その為に、本来なら大量点をとっておきたい試合で、先制点の後、自重したのでしょうのでは・・・。結果として、現在の日本を無得点に抑える力はオマーンにはなく、同点にされることになりました。

ちなみに、後の試合だった首位のバーレーンは、ホームでタイと1−1のドロー。これでバーレーンは勝ち点10に積み上げました。

もし、オマーンが残り2連勝すると勝ち点10。そして日本はあと1勝で勝ち点10。現在の両チームの得失点差の差が8ありますから、次のタイ戦で日本が勝てば、最終戦のバーレーン戦で日本が大敗しない限り、ほぼ勝ち抜けは可能。
逆にオマーンがバーレーン(今回はバーレーンのホーム。ちなみにオマーンはバーレーンにホームで0−1で敗退)に引き分ければ、日本はタイ戦に勝って最終予選決定の2位以内を確定します。またオマーンが負けることがあれば、日本は引き分けでも2位以内を確定させます。

最終予選のシード国は、1)オーストラリア、2)韓国、3)イラン、4)、5)日本かサウジアラビアと既に決まっているので、この三次予選は一位で抜けようが、二位で抜けようが、全く関係なし。最終戦のバーレーン戦は消化試合になることが濃厚です。

実は5つのシードチームの内、ほぼ最終予選出場を確実にしているのはサウジアラビアだけで、日本を加えた残りの4チームには、まだ予選落ちの可能性が残っているのです。現在、最終予選への通過が決まっているのはウズベキスタンだけ。アジアの中の実力差は確実に小さくなっているのです。

後はこぼれ話・・・・

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2008年06月06日

鷹佐様、コメントありがとうございます。(岡田さんのサッカー)

(最初、コメント欄に返信を書き始めたのですが、長くなってしまったので、改めて記事にしてしまいました。今週土曜日の試合の前の予習です。ハッキリ言いますと、サッカーの話を書くのが好きで好きでたまらないのです。)

鷹佐様、コメントありがとうございます。
左合さんにはいつもお世話になりっぱなしで。ぜひ左合さんにパッケージをお願いした「かしこ」ホームページ(http://kasiko.jp)もお訪ねください。

《引用》
近視眼的自分には極端に中村俊輔の好プレーがつながった結果としか貧弱に見えてません。
《引用終わり》

いえいえ、仰るとおり中村俊輔が結果につながったのです。
たぶん、中村が居なければ(かつ、一点目のコーナーの点がなければ)、いつもの日本のように「圧倒的にボールを支配しながら点が取れない」という状況に落ち込んでいたと思います。

日本の激しい動きに混乱した相手ディフェンスですが、(私も長いことディフェンダーだったので判りますが)実は同じリズムで攻めてこられると、間一髪でも集中して守ることができるのです。例えば、ある試合で相手のシュートが23本、こちらが3本で1−0で勝ったことがありますが、攻められる続けると後ろに人数が増えて、シュートコースに何人も防ぎに行くことができるのです。

ここで点を取る方法は2つ。
一つはその「シュートコースに何人も防ぎに行った」所を個人技でかわす方法で、これが俊輔のゴール(試合の3点目)。
もう一つは、ゴールからボールが離れて、一瞬相手の集中力が抜けた時を狙うという方法で、これが俊輔のロングパスから闘莉王、大久保と渡った試合の2点目のゴールです。闘莉王についていたディフェンダーは本当にえらかったのですが、他の相手選手は完全にボールウォッチャーになっていて、大久保においてゆかれました。ゴール裏から見ていると、まるでスローモーションのようなゴールシーンでしたから。

そういう意味で(確か前の記事でも書いたつもりでしたが)、試合の「リズム」を作ったのが2トップ+松井+遠藤で、試合の「結果」をつくったのが俊輔と言えます。

 

これは西部さんという評論家が、「相手チームにとって、日本を抑える方法は簡単。ボールを持たせて、ゴール前中央を固めればよい」、「問題は抑える方法は判っているが、それを実行できるかは別問題」と仰っていました。
この日の日本は、「抑える方法を実行する」には変化が多すぎ(それでも、この流れから点を取ったわけではないので、如何に日本の方法がゴールから遠いかが判る)、更に加えて「抑える方法にはない個の力」があったからの大勝だったと思います。

ただし、これもアジアのレベルのディフェンダーだからであって、欧州やアフリカの強国にはまだまだ、というのはキリンカップの結果でした。

さて、明日の試合。最初の15分でどこまでハイペースの試合が出来るかが勝負だと思います。

オシム流が「守備から攻撃への切り換え」だとすると、岡田流は「攻撃から守備への切り換え」だと思っています(攻撃時の選手の集中が、そのまま相手ボールへの集中的な守備に繋がる。ただし、切り替えが遅いと目も当てられない不幸な結果に)。
つまり、(1997年の最終予選時の「北沢システム」のように)「メンバーや並びだけを見ると攻撃的だが、実は早い守備を考えたシステムこそ岡田さんの持ち味」だと思っています。だからこそ、攻撃のハイペースというのは、実は守備の強化と同義なのです。

オマーンのディフェンダーはほぼ総取っ替え(前の試合は出場停止で出ていないメンバーが多い)ですから、一人一人の動きに対応するまでに時間が掛かるはず。理想の1点目は15分くらいに、相手のディフェンスの小さなミスからボールを奪って、玉田にスルーパスが通るという「一見事故のような得点」です。
そうしたら、後はボールポゼッションを長くして時間を潰し、後半、守備要員として「矢野」(そう、キショーは前線の対ロングパス守備要員なのだ)を起用して逃げ切る(あるいは1点取られても良しとする)、というのが理想的なゲームプランでしょうか。

一番悪いのは、オマーンに負けることではありません(0−1で負けることも許容範囲)。
本当にマズイのは「タイを相手に取りこぼしをすること」です。

だからこそ、早めの時間で1点取ることが理想的。それで取れなかったら、あとは引き分け狙い(で、負けたって良い)で体力を温存。同じく中東遠征で疲労が予想されるタイを叩くということになりましょう。

そういう訳で、明日は材木座のスポーツバーでスパークリング赤ワインでもあけながら、岡田さんの仕上げを楽しみたいと思っています。

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2008年06月03日

久しぶりに溜飲の下がるゲームでした。

皆さん、テレビでもご覧になったとおり、「イージーなゲーム」(岡田監督談)だった昨日のオマーン戦。
家を出るときも妻に「本当のことを言うと、今日は楽勝だと思う」と言って出かけましたが、その通りになりました。キリンカップである程度掴めていたものを、シッカリとものにして来ましたね。

得点の経過をみれば、中村俊輔の活躍はMOM級なのですが、試合のリズムを作ったのは2トップ+松井の動きだしの良さ。
この3人がダイアゴナルに動くことで、オマーンのディフェンスが大混乱に陥ります。今まで「下がってボールを受ける」場合、日本のフォワードは、ほぼボールに対して真っ直ぐに下がってきました。その結果、フォワードの次の動きが制限されていました。しかし、斜めに下がってボールを受けることで、後ろから上がってくる選手が最短の移動でFWが動いたスペースを活かせるだけでなく、自分も振り向けることで、プレーの選択肢が非常に増えました。また斜めに下がることで、直線に下がる動きより、ゴールからあまり遠ざからないで済むのです。
ただし、この方法は相手のDFにボールをさらわれやすいので、瞬間的なスピードと、パッサーとのコンビネーションが求められます。この辺りは、もはやベテラン、遠藤の良さが出ていました。
今まで、ボールを引き出す旨さでは、センターからサイドに流れる柳沢が一番だと思っていましたが(鈴木隆行はあまりに直線的で不器用)、今日のトップ2人はそれ以上でした。そこに大きくサイドを変えて動く松井が加わることで一段とすごみを増しましたね。

しかし、彼らの良さはこれだけではありません。前線前のシビアゾーンであえてショートパスを用いることで、ボールを奪われた場合のファーストディフェンスのアプローチも早い。相手のディフェンスに、非常に早く、しかもディフェンスの死角から来られるので、ボールを失う確率も多かったわけです。

この攻撃(と素早いファーーストディフェンス)は、既にキリンカップの2試合の前半25分までに見せていたもの。確かにキリンカップでは失速してしまいました。それは、その時間に点が取れなかったことと、相手の対応力が優れていたこと。オマーンにその対応力があるとは思えませんから、最初の25分までに一点が入った(実際には10分)段階で、勝負アリでした。

まさに日本版シャンパンサッカーで、日本人に最適なサッカーでした。しかし、これだけでは得点が取れない(実際にシュートだけ見ると日本は7割近くのボールポゼッションながら11本どまり)のですが、そこにリズムを変える俊輔(と田中)がいることで得点になる。今までの日本の試合を制する力に、俊輔のゴールに結ぶ付ける力が出会った事が今日の勝因でした。

問題はマスカットでのリターンマッチ。
最近の3戦で完成したこのサッカーを灼熱のアウエーで発揮できるか。
とはいえ、実際の所、必要なのは「勝ち点1」。選手交代を上手く使い、なによりも鈴木や今野などの守備の持ち駒が体力を残しているはず。
これで当面のライバルであるオマーンを潰して(どうせ1位にならなくても良いのだ)、後は日本サッカーの新しいスタイルづくりを行いましょうよ、岡田監督。(きっとそのつもりのはず)

posted by BLC at 23:06| Comment(1) | TrackBack(0) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長沼元会長の逝去を悼む

試合について、また書かせていただきます。

それよりも、今日のショックは長沼元日本サッカー協会会長の逝去の報。
試合前に突然、アナウンスがありました。

まわりの観衆はほとんど関心がないようでした。

しかし、長沼元会長は、ハンディキャップサッカーの人たちがサッカー協会メンバーになれるようにと、その晩節を尽くしてくださった方。本当にショックでした。

 

ちなみに上の話については、ほとんどの人が「何のこと?」と思うかも知れません。

いいんです、それは判っています。でも、書かずにはおれませんでした。サッカーには消費者の前に「ファミリー」がいます。長沼さんは最後まで「ファミリー」の拡大に尽力されました。

長沼さん、僕ら、サッカー好きですよ。

posted by BLC at 01:01| Comment(0) | TrackBack(1) | No Life, No Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月02日

久しぶりの代表戦

2008060218380000.jpg
代表の危機が叫ばれている今こそ、私のようなオールドファンが参加せねば!
と一人観戦に参りましたが、さっきから
「いやぁ、お前も来てるんじゃないのと思って」という電話が次々に。

私は今日のために昨日、徹夜したからいいけど、皆さん大丈夫なの?

コイデ拝
posted by BLC at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺抄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

工夫茶ならぬ功夫茶

中国では茶芸のことを「工夫茶」と言います。
私も、中国茶の初級インストラクターなので、いちおう工夫茶をお出しできます。

でも今、日本では「功夫(カンフー)茶」が見られます。
場所は新丸の内ビル6F「四川豆花飯荘」です。

こんな八宝茶に
クリックすると拡大します。

こんな素晴らしい芸でお湯をサーブします。
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ちょっと見物ですよ。
食事も美味しいですし、ロケーションも最高。
ぜひ、一度訪ねてみるのも一興ですよ。

posted by BLC at 22:18| Comment(0) | TrackBack(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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