少し前の世代だと、むしろマリ・クリスティーヌさんの嫁ぎ先と言った方が思い出すかも知れません。
もちろん、そういった浮ついた話など何でもなかったように、葉山の海にはぐくまれて、今日も日影茶屋はあります。
逗子駅から車で5〜10分ほど。葉山のマリーナの近くにひっそりと日影茶屋はたたずんでいます。
昔は旅館だったそうで(そういえば前回紹介した華正楼も旅館を改装した者でした)、たしかに雰囲気を感じさせる佇まいです。
中は椅子席と座敷。
いずれも素敵な和風庭園に面しています。この庭園の贅沢は東京都心ではなかなか味わえない風情です。
そして老舗のお店として、もう一つのすばらしさは「器」。
味もさることながら、一つ一つの器が素晴らしく、食事に彩りを添えます。
肝心のお値段ですが、私はいつも「茶屋膳」というコースを頼んでいます。これならお値段は5250円。それに季節のモノを数皿頼んで楽しみます。これなら財布も傷みません。
鎌倉、葉山のグルメの楽しみは、最高の雰囲気をリーズナブルな値段で楽しめることかも知れません。
このお店の脇には蔵を改装した、その名も久楽(くら)というバーがあります。
土日は直ぐに満席になる人気店。(着ているのは地元民だけ)
早めに食事を切り上げ、久楽に移動する。
あるいはウエイティグバーとして使う。
その辺りがお奨めです。
お猪口の台座に置かれているのは「松の葉」。
「待つ」にかけたこの印。この言語感覚が和ですよね。



昔の旅館を買い取ったようです。

















